シーツにまであふれた体液が互いを汚し、少しの隙間もなく絡み合い、最奥で繋がって、共に溺れていく。
明日香は雄を引き絞って精を強請り、宮園は呻きながら彼女を突き上げる。
熱に浮かされたかのように二人は夢中で混じり合いながら、やがてほぼ同時に快楽を弾けさせた。
汗だくになった大きな体が明日香の上へ落ちてくる。圧しかかる重みを受け止めた彼女は、呼吸が落ち着くまでその体温をじんわりと受け止めていた。やがて互いに気持ちが落ち着いたころ、宮園が明日香の額にキスをしてから体を起こす。
「大丈夫か?」
「……まだ、立てないかも」
あまりに激しい行為のため、腰が抜けたようだと情けない表情で告白する。宮園が笑いながら髪をくしゃくしゃにかき回してきた。
「少し眠るといい。それから食事にしよう」
「あ……、そういえば私が御馳走する約束だったね」
「うん。君の好きな店へ行こう」
それではお礼にならないと笑ってしまう。でもいついかなるときも、こちらを優先させようとする彼の気持ちが嬉しい。
髪を撫でる大きな手のひらを引き寄せて頬ずりをしつつ、幸福に浸りながら目を閉じた。