問題の解き方についての注意点2つ
1
「『Aが2で、Bが3で、Cが1』という組み合わせでうまくいくかな?」などのように考えてそれをチェックする──つまり、ふと思いついた組み合わせでつじつまが合う(矛盾が生じない)かどうかをランダムに確認して正解を得ようとするのはやめましょう。ランダムな試行錯誤を何度繰り返しても、論理的に考える能力は上達しないでしょう。
「ある1つの組み合わせをチェックする」方法をとる場合は、いくつかの組み合わせをランダムにチェックするのではなく、すべての組み合わせをシステマティックにチェックしましょう(それなら、問題解決のためのシステマティックな取り組み方が身につくでしょう)。
ちなみに、「可能な組み合わせのチェック」を正確に行なえるか否かが、分析思考力(の一番の幹)で、LSATの Analytical Reasoning のテストで測られるのがこの能力です。
2
問題を解く際は、紙と鉛筆を使いましょう。「頭の中で考えるだけで解こうとする」のはやめましょう。
数秒で解ける問題は別ですが、頭の中で考えるだけで解こうとするとかなりしんどいものですから、ついいい加減に考えてしまうことになりがちです。そうなると、理詰めに考えるトレーニングではなく、「いい加減に考えるトレーニング」をしていることになってしまいます。つねに理詰めに正確に考えることができるようになるまでは、紙と鉛筆を使って問題を解きましょう。