「初めまして。貴女あなたがイリアさんね」

 入学式会場のに座ったたん、イリアはひだりどなりからいきなり声をけられた。

 ちょっとおどろいてしまいあわててり返ると、そこには燃えるような赤いかみを持った女生徒が座っていた。

 イリアも自分の容姿には自信がある方だったが、思いっきりくやしいがこの少女にはおとっている。素直にそう認められるほどに、隣に座った少女は可愛かわいかった。

 赤く長い髪はこしまでびて、赤い瞳はくりくりと丸く輝き、眉の形も細くてぜつみようで、ニコニコと微笑ほほえんでいる表情は、本当にお人形さんのようだ。

「驚かせちゃったかしら?」

 少女が小首をかしげる。

「え、いえ……」

「私はリサラよ。リサラ・レストール」

 くつたくなく少女が手を差し伸べてきて、イリアは慌ててその手を握った。握ってからイリアは気が付いた。

「レストール?」

「ええ、そうよ」