5-3 かゆい所はコレで微調整!!隠し要素『seed(シード)値』の活用法

4章の「赤いニットを着た女性」の箇所でもお伝えした通り、DALL-E 3での細部の修正は、現時点で思い通りにいかない部分が多いです。

しかし、いろいろ情報収集をする中で、生成した画像を形や雰囲気をある程度固定して、微調整する方法が見つけられました。


画像のイメージや雰囲気を固定する際に、重要となるのが「seed(シード)値」という数値です。

画像生成AIでは、このseed値というのが大切な役割を果たしています。
seed値とは、乱数を作り出すための最初の数値のことです。

画像生成AIは、ランダムなパターンの画像を作り出すのに、乱数を利用しています。
しかし、このseed値を固定し、同じ乱数を使用することで、同じ画像を再現できるというわけです。

つまりseed値さえ固定できれば、好きな画像をおおよそ再現可能になるというわけです。


本章では、1つ前の「オレンジ色の背景の女性」を一番再現できた画像を、イメージや女性のポーズをできるだけそのままに、「黒髪の日本人女性」に修正するという事例をもとに解説していきます。

seed値を固定して、画像を微調整する手順は以下の3ステップになります。

seed値を固定して、画像を微調整する手順

  1. 修正したい対象画像のseed値の確認
  2. 1で確認したseed値で画像を固定して微修正
  3. 2を繰り返し、目的の画像を作成

さっそく実践していきましょう。