というかこの巨木デカすぎじゃね?

魚も海を泳ぐやつと空を飛んでるやつで完全に進化が分岐している。

まだ陸上に上がった生物はいないようだが、もはやそういう問題じゃない。

シアノバクテリアがどうとか、微生物がどうとかいう次元を超えている。

中々地球の史実に忠実なゲームだと思っていたのだが、たった一日で物理法則に真向から喧嘩を売るようになっていたようだ……。

放心していても仕方がないので、すかさずログを見る。

するとそこには、とんでもないメッセージが残されていた。


【マナを含む創造により、植物1が植物1αへと進化しました】

【マナを含む創造により、微生物1が微生物1αへと進化しました】

【植物1が植物2へと進化しました】

【微生物1が巨大化し、多細胞生物1へと進化しました】


なんだ、その微生物1αというのは。

微生物1とは違うのか?

良く分からないのでとりあえず飛ばし、ログを読み進める。


【微生物1αが巨大化し、多細胞生物1αへと進化しました。マナを含む大気を泳ぐ事が可能になりました】

【植物1αが世界樹へと進化しました。世界樹は最終進化形です、これ以上進化できません】

【多細胞生物1αが原始龍へと進化しようとしています、マナを与えますか?】


……なるほど。

どうやら俺は大きな勘違いをしていたらしい。

そうだよ、タイトルにもあったじゃないか。

これは『惑星創造のすゝめ』ではなく、『異世界創造のすゝめ』だってな。

つまり俺が作っていたこの惑星は、ファンタジーな異世界ものだったという訳だ。

そこまで考えた俺は思考を放棄し、無心で【多細胞生物1α】にマナを与えた。

もうどうにでもな~れ~。