トップ5%社員は
新たな経験を好む
スマホの機種変は2倍早い
インプットを習慣化、でも飽きやすい
「5%社員」は、常に新しい情報をキャッチしようという意識が強い傾向にあります。好奇心旺盛で「新しいもの好き」という特徴も持っています。
新たな挑戦には必ずデメリットがあります。しかし、デメリットよりもメリットのほうが大きければ、挑戦すべきであると「5%社員」は思っています。そのため躊躇なく、今の自分にない情報やスキルに興味を持ち、その習得に熱心になるのです。
「5%社員」は多様なスキルを磨こうとしているので、興味の幅は広く、さまざまな情報を集める仕組みを作っています。Googleアラートで事前に仕掛けたキーワードのニュースが届くようにしたり、NewsPicksでプロの意見を確認することを習慣化したり、次々に情報を取り込んでいきます。
そして、先入観を持たずに情報をキャッチするので、次々に興味の対象が変わります。
興味の対象が短時間で変わってしまうために、「飽きっぽく、移り気」というマイナス面の特徴もあります。
「5%社員」の78%が新しいもの好きと自覚しており、1年以内に発売されたスマートフォンを使用している確率は61%で、機種変更の速さは一般社員の約2倍であることがわかりました。
したがって、何か1つのことを長く継続したり、1つのことを深く掘り下げたりするのは、得意ではありません。
変化や刺激を好む「5%社員」は、日頃から新しいものに関しては膨大な情報を得ており、いざ新しいものが市場に現れると、目にも驚く早さで飛びつきます。
そして、「どうしてもこれが食べたい!」「予約してこれが欲しい!」という目的のものがあると、そのためにわざわざ遠出をするなど、無理なスケジュールを組むことも厭わないのです。
このように、目的のものがあれば多少の苦労は気にしないため、非常に行動力とバイタリティのあるタイプであることがわかります。
新しいもの好きな「5%社員」は、「それを入手すること」に強い意義を感じている人も多くいました。そのため、冷静に考えてみると不要なものでも、新製品というだけで手が伸びてしまうようです。仕事では徹底的な目的志向で無駄なことをしません。一方、プライベートではこだわりが強く、目的と手段を履き違えることもあるようです。新しいものを使いこなすのではなく、それを入手することを目的にしてしまう側面もあります。
金曜日に見つけた改善タスクを来週やる
今週に達成できなかった事柄や中断している事柄に対して、より強い記憶や印象を持つというバイアスがあります。それを「ツァイガルニク効果」といいます。ドラマやCMでよく目にする「続きはWebで」もツァイガルニク効果を使った表現です。
中断したままだとストレスが残るので、完了させることで達成感を得ようとするのです。特に失敗は気になってしまい、何とかして改善することで結果を残し、ストレスを回避しようとします。
「5%社員」は定期的な内省によって、さらに効率を高めていこうとします。
その内省は金曜日の午後に行われることが多いことがわかりました。今週1週間を振り返って、出した成果と無駄な作業を見つけ出して、次の行動につなげようとするのです。そのため、来週以降に実施する改善タスクをメモに取っています。手帳やアプリに書き込んで、備忘録にしているのです。
多くの一般社員は、週末が終わることを意識して日曜の夕方から悶々となります。これはやるべきことが漠然としている時や、何が起きるかわからないという見えない不安によるものだとされています。
「5%社員」はそのような見えない不安と戦わないために、金曜日のうちにタスクを明確にして、行動を修正する準備をしているのです。新たな挑戦が大好きな「5%社員」は、金曜日に改善タスクを出した時点でワクワクしています。そして、それを抽出しても、まだ行動には移しません。改善タスクを出すまでで止めて、月曜から実際の改善行動をするのです。
これはまさに「ツァイガルニク効果」です。次の行動に期待感を持っている状態で週末に突入しています。そして月曜からその続きができると認識させて、月曜からワクワクしながら出社するのです。