意識しないと目に入らないが、大久保一帯は宗教施設だらけだ。
大久保通りだけでも大規模なキリスト教会が数か所。歌舞伎町と接する北側には媽祖寺院はじめ、雑居ビルにはウリスト教会(キリスト教の流れを組む韓国カルト)やら韓国系の怪しい霊媒師・祈祷師がひしめき、とどめは職安通りにオープンしたアメリカンカルト「サイエントロジー」の巨大ビル。
大久保通りの南を見れば、道徳会館、ミニモスク、預言カフェ、ヤマギシズムと、これも異常な密度。
石を投げれば外国人、水商売、学生に当たる土地柄。孤独で不安定な洗脳し易いカモ……いや、迷える人々が大勢いるんだろう。
話は変わって、JR大久保駅・新大久保駅の中間地点に、中華スーパー、中華雑貨、中国人専門ブックストアがひとつになった中国人御用達の総合デパート「華僑服務社」がある。
謎の調味料が並ぶスーパーも楽しいが、特筆すべきは3階の書籍コーナー。毒にも薬にもならない本屋と思いきや、大きな声では言えない「ご禁制」の品がひっそり売られている。
店内奥のDVDコーナーを見てみよう。中国で大人気の反日アクション映画、お色気映画コーナーに加え、一枚のDVDにハリウッドの最新作が3本も4本も入った、灰色詰め合わせDVDが並んでいる。
著作権の垣根を超えたラインナップはまさに治外法権。日本にいることを忘れそうな景色。どれを買っても1枚300円という統一価格も、もはや日本と思えない。
しかもそこから何気に視線を落とすと、陳列棚の床に直置きされた小さな箱が……。はて? と覗き込んでびっくり。アドビの某、マイクロソフトのアレ……。高額アプリがゴミのように突っ込んであった。値段はやはり300円だ。
交番の斜向いに、これほどあからさまなダークゾーンがあったとは、恐るべし大久保! 残念なことに、件のアプリはオール中国語版。日本語で使えるかどうかは買ってのお楽しみ。帰りは後ろに気をつけてね!
華僑服務社:東京都新宿区百人町2ー11ー2