つまり、光の時間と空間における周波数を二乗して足すと一定になることがわかった。


    2 + 2 = max 2


 この結果は、われわれが時間と空間を同じ単位で測ることを仮定している。しかし、前に示した表では、ヤルダの回転物理学以前の伝統的な単位を使ってある。ヤルダが〈孤絶山〉で得たデータから、時間の間隔を青い光がそのあいだに進む距離と等価だと扱えば、空間と時間における周波数の関係は、右で導いたようなかんたんなものとなる。従って伝統的な単位系から「幾何学的単位系」への適切な変換係数は青い光の速さ blue であり、以下を得る。


   ( blue × ) 2 + 2 = max 2


 表にある数値は、どれもが二桁か三桁になるように選んだいろいろな単位で示してある。単位を一致させるような係数を導入すると、この関係は以下のようになる。


   (78/144× ) 2 + 2 = max 2


 ここで特定の色の光の速度ν は、単純に光が進む距離とそれにかかる時間の比である。最初の図にある光のパルスを考えると、それは時間BCの間に距離ACを進み、 =AC/BCである。これまでに得たACとABおよび空間周波数κ のあいだの関係と、BCとBEおよび時間周波数ν のあいだの関係を使うと以下を得る。


    = /


 ここでまた、この式を伝統的な単位系で使うには適切な変換係数をかけなくてはいけない。


    =( blue × )/


 前の表に示した周波数を使うなら以下のようになる。


    =(78/144× )/


 これまで使ってきた速度は無次元の量で、時空図における光のパルスの経路をたどる直線の傾きに関係した量である(これまで用いた、時間軸が垂直で空間軸が水平であるような図の描きかたなら、じっさいには傾きの逆数となる)。無次元の速度にさらに係数78 (青い光の速度を大旅離セヴエランス 停隔ポーズ であらわした量)をかけることで、表に示した伝統的単位系における値を計算できる。