当然というかなんというか、半裸になっただけでは足りないようで、ショートパンツに手をかけてじりじりと脱ぎ始めています。きりっとした騎士の面影はそこにはなく、特殊性癖の女の子でしかありません。

「……もしかして全裸になるつもりなんですか? こんなところで? いくら人がいないからって、そこまでしてしまうと人としてどうなんですか?」

「だ、だって」

「まさか、あんなに凛々しいメルさんがこんな露出狂だったなんて、失望しました」

「だ、だってぇ……」

 蔑みの視線を投げかけると、メルさんがぞくりと背筋を震わせました。

「やだぁ……そんな冷たい目で見ないでよぉ……」

「はぁ……誰だって冷たくなりますよ。こんなヘンタイだったなんて、いままで助けてきた人も恥だと思うんじゃないですか?」

「はぅっ」

「言っておきますけど、ぼくはなにも言ってませんよ? メルさんが勝手に発情して、勝手に脱ぎ始めたんですから、ぼくに言われたから、とかそんな言い訳は通用しませんからね」

「ううっ……」

 ぼくが本当になにも言っていないことに気づいたらしく、メルさんはついにはうつむいてしまいました。雰囲気に流された、ということが恥ずかしく、また気持ちいいのでしょう。さすがにぼくの知らない世界なので、共感はできませんでした。

「め、命令してください……」

「はい?」

「わ、わたしをいたぶってくれませんか……? 『御主人様』」

 ああ、この人は真性の……。

「じゃあ、脱いでください。ここで、外で全裸になってください。できますよね?」

「は、はいっ」

 ひどく嬉しそうに頷いて、ぼくの無遠慮な視線を気にしながらメルさんが少しずつショートパンツを下ろしていきます。ショーツごと下ろしているようで、つるりとした割れ目が見えました。……もしかして、剃っているのでしょうか?

 もちろん、座ったままなんて許しません。メリハリの効いた裸体をぴんとまっすぐ立たせて、脱がせました。

「はぁ、本当にどうしようもないんですね。これじゃあショーツの意味がないじゃないですか」

 そっとベンチに置こうとしていたショートパンツを奪い取って、ショーツをしげしげと眺めてみるとぐっちょりと濡れそぼっています。蔑んだ目を向ければ、メルさんの無毛の割れ目から、つ、と透明な汁が太ももを伝っていきました。

「両手を背中に回して、腰を突き出してください」

「んぅ……」

 両手を背中で固め、ぐっと秘部を突き出した状態で息を荒らげるメルさんに近づいて、張りのある胸をわしづかみにしました。

 乱暴にこねるとそれだけでメルさんは嬌声を漏らして、股ぐらをしとどに濡らしました。敏感、というより、この状況が彼女の性癖のど真ん中にぶち当たっているようです。

「んん──!!

 ぴんと立ち上がった乳首を思いきりひねり、逆の乳房を強く握りしめるとメルさんは顔をうつむかせて絶頂しているようでした。ふつふつとメルさんの肌があわ立ち、つま先立ちになってぼくに倒れ込みました。

 そっと秘裂に触れ、揉むように動かすと、絶頂直後にも関わらずメルさんは腰をくねらせて感じています。焦らすように外側から、ゆっくりゆっくり淫核に指を近づけて、しかしそこには触れずに周りばかりを撫でていきます。

「はっ、はぅぅぅ……! じ、焦らさないでもっと強くっ」

「……」

 命令して、と言っておいて、命令するとは何事でしょうか。

 決して淫核には触れず、包皮をくすぐるように責めると、ぼくにもたれかかったままのメルさんがぽろぽろと涙を流し始めました。

 すっかり秘裂は濡れそぼり、滑って淫核に触れないように気をつけるほどです。

 指先をずらして膣口に当てれば、ぱくぱくと物欲しげに震えていたそこがしっとりと吸いついてきます。奥から奥から溢れてくる蜜がぼくの指から滴り落ちて地面の染みになりました。

「ふ……ふぅぅ……は、ふぁぁぁ」

 ぎゅっとぼくの肩にしがみつき、くっと顎を持ち上げながら堪えているメルさんの様子に、ぐるぐると腹の底が煮えるような熱さを感じました。

「おねが、い……おねがいします、イ、イカせてくださぃ……な、なんでも言うこと聞くからっ……」

 がっつくメルさんの腰を空いた片手で押さえて、焦らすだけだった指を膣に入れて水音が響くほど激しくかき回し、親指の腹でぷっくりと包皮を押しのけた陰核をぐりぐりと潰しました。

「んんーっ! ん、んぅううぅぅぅっ」

 指をどろどろにとろけた膣肉が締めつけてきますが、それを無視していっそう激しくかき回します。同時に、絶頂に達したことで反射的に逃げようとする腰を押さえつけて、さらに強く陰核をこねました。

「んんんんぅうぅうあああああっ! だめっ、許して、もうイッたからっイッた! うぁぁっまたイッたからぁ!」

 メルさんの懇願を無視して、粘りのある真っ白の本気汁が膣から垂れ落ちても指を止めません。しかし、やりすぎだったのでしょう。がくがくと全身を震わせたメルさんの瞳からひと粒の涙がこぼれると同時に、彼女は完全にくずおれてしまいました。


 興が乗りすぎてしまったようですね。反省。