【引用出典】(※以下の頁数および行数は紙本のものです)
■本書77頁/16行目《そらいっぱいの光でできたパイプオルガンを弾くがいゝ》
→宮沢賢治『宮沢賢治全集1』ちくま文庫(筑摩書房、一九八六年)三一刷五四二頁
■本書131頁/11行目~13行目《事に円満な決着をつけなくちゃあならんとね? いやいや、そうはほんとうにいかないんです。かといって私は、あなたに絶望しろと言うつもりでもぜんぜんありません。絶望なんてとんでもない。あなたは》
→カフカ 辻瑆訳『審判』岩波文庫(岩波書店、一九六六年)二三刷二四頁
■本書133頁/5行目~7行目①《ある人に恋される資格のある女は唯一でないかも知れない。だが恋してしまったら、その人にとってその女は唯一になるだろう》
■本書133頁/11行目②《野島さんだって、今にきっと私と結婚しないでよかったとお思いになってよ》
→武者小路実篤『友情』岩波文庫(岩波書店、二〇〇三年)一〇刷①三二頁/②一五二頁
■本書196頁/5行目~7行目《主が、人間に将来のことまでわかるようにさせてくださるであろうその日まで、人間の慧智はすべて次の言葉に尽きることをお忘れにならずに。待て、しかして希望せよ!》
→アレクサンドル・デュマ 山内義雄訳『モンテ・クリスト伯(七)』岩波文庫(岩波書店、二〇〇七年)八七刷四三九~四四〇頁
■本書196頁/10行目~11行目《女の子は、結婚がなによりもお好きだが、たまにちょっと失恋するのも、わるくないと見えるね》
→ジェーン・オースティン 富田彬訳『高慢と偏見(上)』岩波文庫(岩波書店、一九九四年)三二刷二二〇頁
■本書241頁/8行目~11行目《人生には一夜だけ、思い出に永遠に残るような夜があるにちがいない。誰にでもそういう一夜があるはずだ。そして、もしそういう夜が近づいていると感じ、今夜がその特別な夜になりそうだと気づいたなら、すかさず飛びつき、疑いをはさまず、以後決して他言してはならない》
→レイ・ブラッドベリ 伊藤典夫訳『二人がここにいる不思議』新潮文庫(新潮社、二〇〇〇年)六刷一八、一九頁
■本書242頁/17行目《そのヘミングウェイというのは、どういう人間なんだ?》
■本書243頁/4行目~5行目《同じことを何度もくりかえしていうんで、しまいには誰でもそれをいいことと信じちまう男だよ》
→R・チャンドラー 清水俊二訳『さらば愛しき女よ』ハヤカワ・ミステリ文庫(早川書房、一九七六年)二三刷一七四頁
■本書250頁/1行目~2行目《愛と言うのは、執着という醜いものにつけた仮りの、美しい噓の呼び名かと、私はよく思います》
本書250頁/4行目~5行目《清らかな空気の中に浮ぶ心》
→伊藤整『変容』岩波文庫(岩波書店、一九八三年)二刷一三五頁