ワールドの広告表示権が巨大産業になる「超空間経済」のビジネス活用として、最も典型的な例が広告です。
さきほど紹介したバーチャルマーケットのように、メタバースでは話題性のある人気ワールドに多数のユーザーが集中します。また、そのワールドの中にも、特に人が集まりやすい場所が生まれます。そうしたワールドにおける「広告表示権」は今後メタバース時代に大きな価値を持つ巨大産業に発展します。
2021年8月にVRChatで開催された「バーチャルマーケット6」では、人が集まるメタバースの繁華街に、スポンサーである実在する企業や商品の広告がずらっと並んでいたのが非常に印象的でした。VRChatでは、ユーザーが必要に応じてワールドを自由に複製して実体化できるため、例えば恋人と二人っきりで人気ワールドを楽しむことなどもできますが、その場合もワールドに埋め込まれた広告はそのまま表示されます。