惜しくもグランプリは逃したものの、軍地彩弓さんに指摘していただいたのは「物理(世界)を超える」ファッションの新しい可能性です。私の衣装は一見シンプルで派手さはないものの、触覚を感じると手足に電子回路のような紋様が光って浮かびあがり、そこから光の粒が溢れ出したり、感情が高ぶると手から電撃が出たり衣装が弾け飛ぶなどの各種ギミックを搭載しています。このように仮想空間内で光の粒子の数や動きを制御して、水しぶきや煙、炎などの演出を行う技術を「パーティクル」と言います。丸山敬太さんはこの「パーティクルを着る」ことができる点をアバターならではの表現として注目したそうです。さらに、ファッションの歴史は新たな素材や技術の探求の歴史であるとし、メタバースにおけるアバターファッションの可能性にとても期待しているとのことでした。