
メタバースで過ごす時間に応じて、経験者が増えていくということです。恋愛やパートナー関係と同様、人間としては当然のことであると言えるのかもしれません。
また、7章で説明する「触覚ファントムセンス」との相関関係を分析したところ、こちらも「弱い相関」が認められました(相関係数 r=0.32)。ファントムセンスはあった方がいいにせよ、行為を行うための必須要素というわけではなさそうです。
このように、条件による積極性の違いなどは大きいながらも、既にメタバースではバーチャルセックスがある程度行われはじめていることが明らかになりました。物理現実の行為とは全く違うさまざまな特性があり、今後私たちの社会に大きな影響を与えていくであろうことは間違いなさそうです。
最後に読者の方にお願いですが、これらのデータを紹介する際は面白半分で取り上げることは避けてもらいたいです。メタバースを体験したことのないみなさんには奇異に映るかもしれませんが、物理現実における数字と比べたらこれら経験率など小さな値ですし、そこで生活している人にとっては当たり前に認められるべきことだと思います(もちろん規約やゾーニングなど考慮し、他人に迷惑をかけない範囲でですが)。これらは多くのユーザーの好意の回答によって得られた非常に貴重なデータであり、現在のメタバースの状況を理解し、今後の未来を占う重要なものです。敬意をもって扱っていただくよう、どうかよろしくお願いします。