
実際に「パートナーができた」と「恋に落ちた」の相関関係を分析したところ、当然ですが、かなりはっきりと「相関有り」と認められました(相関係数 r=0.68)。
「パートナー経験率」を条件別でみたところ、サービス別ではやはりVRChatの31%がトップで、一番低いclusterでは7%となっていました。理由は「恋に落ちた」と基本的に同じだと考えられます。
物理男女別では、物理男性が29%に対して物理女性は37%と8%も多くなっており、「恋に落ちた」よりも差が倍に開いています。理由としては、現在のソーシャルVRでは物理女性の比率が極端に低いため「VR恋愛でも物理性別が重要だ」とする残り25%からモテていることが考えられます。ただし「VR恋愛には物理性別は重要でない」75%の中には「中の人が物理女性だとむしろめんどくさい」と嫌厭する人も一定数おり、なかなか一筋縄ではいきません。このため、中の人が物理女性であることをソーシャルVR内で隠している方もいらっしゃいます。
地域別では「恋に落ちた」ではトップだったヨーロッパの41%を抜いて、北米が43%でトップに躍り出ました。日本は29%と大きく下がりました。アメリカ人には、比較的カジュアルにカップルになったり別れたりする人もおり、国民性の違いが出ている可能性があります。そういう意味では、日本人はメタバースにおいても、比較的恋人を作る積極性には欠けると言えそうです。