いま、高次の宇宙であるメタバースでは、いくつもの現実、スクリーンを作り出すことができます。これまで意識することすらできなかったあなたの「魂」に、いろんな角度から光を当ててみてください。美少女のかたちの影ができるかもしれません。人のかたちをしていないかもしれません。きっと思いもよらぬ「あなた」のかたちがみつかるはずです。「魂」が立体物であるなら、一つの光だけでその全貌を捉えることは不可能だったのです。複数の光を、表だけでなく裏からも当ててみる必要があったのです。

つまり、分人と言っても、私は多重人格になったわけでは決してありません。私という存在が分断されてしまったわけではなく、「私」の同一性を保ったまま、「ねむ」という新しい側面から自分自身の魂を立体的に捉え、自己をより深く理解することができるようになったということなのです。

メタバースでは、私たちは一つ上の次元にシフトし、神の視座から、物理現実では知覚すらできなかった自己の「イデア(本質)」と向き合うことができるのです。