・リフレッシュレート

「リフレッシュレート」は、ディスプレイが1秒間に表示できる画像の枚数のことで、仮想世界における「視界の滑らかさ」になります。スクリーンを通して楽しむ通常の映像と違って、VRでは自分自身の視点の動きに追従して映像が動くため、これが低いと違和感が起こりやすく、物理現実と仮想現実の感覚のズレが生じて酔いの原因になったりします。

2016年のモデルの時点で90Hz(1秒間に90枚)が標準で、現在もこれが平均水準です。90Hzあれば、ゲーミングPCやコンテンツ側の問題でリフレッシュレートが落ちていなければ、それが原因で酔うことはほぼないはずです。Meta Quest2ではさらに高い120 Hzモードにも対応しています。120 Hzになっても通常の仕様では極端な違いは出ないですが、動きの激しいゲームなどではプレイ感覚に結構差が出ることもあるので、今後VRスポーツなどが一般化すると要求度が上がるかもしれません。ただし、現時点では120 Hzに対応しているコンテンツは少ないです。また、ゲーミングPCに要求するスペックも上がります。

なお、人間の「肉眼」が認識できる限界は約240 Hzとも言われていますが、現在の日本の地上デジタル放送が30Hzなので、2Dのコンテンツを鑑賞する分には、通常そこまで高くなくても実感としてはほとんど気になりません。いかにVRが要求するリフレッシュレートが高いかわかるかと思います。