被るだけで仮想空間に没入できるまずは「バーチャルリアリティの三要素」の一つめ、VR体験の核であり、現在のメタバースブームの発端になった、「VRゴーグル」について見ていきましょう。
「VRゴーグル」は、「VRヘッドセット」「HMD(ヘッドマウントディスプレイ)」とも呼ばれ、スキーのゴーグルのような形状のディスプレイを両眼を完全に覆うように頭に被って装着します。左右の目に異なる映像を表示して、視差によって立体的な映像を見ることができ、左右のスピーカーからの音響と合わせて、仮想空間に全身で入り込む没入体験を可能にします。
2章で説明した「ソーシャルVR」や、ゲーム、映像などのさまざまなVRコンテンツを仮想空間にはいって楽しむことができます。
「コントローラー」と呼ばれる左右の手に握ったり装着する一対のデバイスとセットで販売されており、ボタンやタッチパッドでVR体験中の操作をすることができます。ソーシャルVRなどでは、VRゴーグルの映し出す世界の中で、実際にコントローラーのある位置にアバターの手が表示されるようになっており、「頭」と「手」を仮想空間に持ち込み、臨場感のある体験が可能です。コントローラーには振動機能が付いているものが多く、仮想世界でものを触ったり操作したときに振動して、臨場感を増したり反応を知らせたりする機能があります。