VRChatは「友達との交流」「ワールドを探索して景色を楽しむ」 「ゲーム」「イベントへの参加」と、どちらかと言うとカジュアルな広い用途で使われています。

それ以外のサービスは、どれも非常に特徴がはっきりしています。Neos VRは「ワールドやアバター制作のため」が「友達との交流」と並んで77%と、クリエイティブな用途で使われています。clusterは「イベントへの参加」が一番、バーチャルキャストは「動画配信(生配信・動画収録)」が一番と、「友達との交流」目的のユーザーも多いものの、どちらかと言うとそれぞれの得意分野の用途の利用が多いことがわかりました。

このように、一口にソーシャルVRといっても、それぞれ特性が大きく異なり、ユーザーも目的に合った特徴を持つサービスを利用していることがわかります。私が目的別でさまざまなソーシャルVRを使い分けているのも、まさしくそれが理由なのです。現在私たちがさまざまなSNSを使い分けているように、今後はさまざまなメタバースを使い分けることは当たり前のことになっていくでしょう。

また、この評価やユーザー層はあくまで本書執筆時点でのスナップショットに過ぎません。次世代メタバースの覇権を賭け、各サービスはいまこの瞬間にもダイナミックな進化を続けています。