個人の商用利用が認められていないclusterは欠点の少ないとても完成度の高いメタバースなのですが、唯一「経済性」には大きな課題があります。個人ユーザーの場合Vアイテムが唯一の収益化手段となっており、それ以外の商用利用は基本的に認められていません。現在は契約を結んだ法人にのみアバターや物販、有料チケット制のイベントを許可しています。
また、これは設計思想の問題なので一概に欠点とは言い切れませんが、イベントに特化しているが故にそれ以外のソーシャル性は以前は未発達だったため、数々のイベントが盛り上がっている一方でVRChatのように「メタバースに住んでいる」ようなユーザーはまだあまり多くはありません。
そんな中、2021年11月1日にclusterが実施したカンファレンス「メタバースを再定義する」の中で、ソーシャル機能の拡充と、クリエイターが仮想空間内でアバターやワールドを制作することのできる新機能の導入が発表されました。一般ユーザーがアイテムを販売して経済活動を行うことができる世界観を目指すと語られており、今後の発展がとても楽しみです。