メタバース内で気軽にイベントを開催できるしくみclusterはイベントを簡単に実施して盛り上がるためのしくみが全て揃っています。
clusterの仮想空間イベントはその名の通り「イベント」という単位で管理されるしくみになっていて、イベント名と日時を決めるとURLが作成され、事前にイベントの告知をして集まりやすいようになっています。Zoomなどのビデオ会議の3D版だと考えるとイメージが湧きやすいと思います。
標準でもなんと500人を同時に会場に集めることができる、圧倒的な「大規模同時接続性」をもっています。大人数が集まっても混乱が起こらないように、イベントを運営する「スタッフ」やパフォーマーや発表者である「ゲスト」など、イベントに特化した権限設定も充実しています。一般の来場者は通常は声を発することができなかったり、ゲストの控室には入れないようになっていますが、権限はスタッフがいつでも変更できるため飛び入りゲストにも自在に対応できます。
音楽イベントなどを盛り上げるため、「Vアイテム」というYouTubeのスパチャ(投げ銭)のメタバース版のようなしくみがあります。来場者が課金すると、出演者にハートマークの3Dアイテムを投げつけたり、会場に花火を打ち上げたり、自分の名前付きの花輪を置いたりして盛り上げることができます。Vギフトの収益は手数料が引かれますが運営のものとなるため、これでイベントの収益化が可能になっています。
イベント会場には、音楽・動画・スライドなどを表示するしくみが標準装備されており、気軽にイベントを実施することが可能です。会場の見た目である「ワールド」は、一般的なライブステージやカンファレンス会場などが初めから揃っていますし、独自に作ったものを自由にアップロードして使うこともできるようになっています。
アバターに関しては、VRMと呼ばれるアバター形式に対応しており、制作ツールで自作したりモデラーさんに依頼した3Dアバターのモデルを簡単に持ち込むことができます(VRMについては3章で詳しく解説します)。また、「REALITY」というスマートフォン向けのアバター配信アプリと連携し、そのアバターを使うこともできます。カジュアルに自分だけのなりたい姿になれる、非常に高い「自己同一性」を実現していると言えるでしょう。