
私にとっての大きな転機は、セミナーに参加し、CNN ニュースを使ったリスニングとリーディングのコツを学んだことでした。
ネイティブのスピード、論理に近づくためには、英語学習の習慣を根本的に変えること。つまり「英語の語順で、チャンクで区切って、意味を捉えていく。後戻りはしない」──というメソッドに基づいて、英語を聞き、読むようにしました。すると、リスニング力がかなり上がっただけでなく、速読が徐々にできるようになってきたのです。
この方法に慣れてくると、英語が面白いようにわかり、速く読めるようになりました。おかげで今では、Part 6、7 は、文書全体を通読しても、時間内に解答が終わるようになり、読み落としもなくなりました。以前は文全体を読んでから、後戻りして意味や文脈を捉えるという英文解釈的な習慣からなかなか脱却できなかったため、読むスピードが遅く、Part 7 を試験時間内に終えることができなかったのです。
TOEIC では、スピーディーな情報処理能力が求められており、反応時間の遅れがスコアアップの障害になります。私の場合、語彙力のなさが致命的でしたので、TOEIC 頻出語をカバーしている単語集を使って、単語の意味が瞬時に頭の中に浮かぶまで繰り返し学習しました。
ここでもセミナーで教わった語彙学習のコツが役立ちました。リスニング対策の語彙は、CD(ダウンロード音声)を何度も聞き、自分でも音読し、文字だけでなく音でも認識することを心がけました。リーディング対策の頻出語も、即座に正確に意味がわかるレベルまで繰り返し覚えました。また、使われている表現をセットで覚えることもしました。
文法対策では、TOEIC 頻出の英文法を、TOEIC 対策問題集を解きながら着実にマスター。説明のポイントがわからない場合は、文法書の『総合英語 Forest』(桐原書店)を熟読し、あいまいな個所を残さないようにしました。
今振り返ってみると、900点超えのためには、苦手意識のあるパートを作らないことがとても大切だと思います。また、伸び悩んでいる方には、思い切ってこれまでの学習法を変えてみることをお勧めします。今後はさらに上のスコアを目指して勉強を継続するつもりです。