
今回ようやく900点ホルダーになることができた私は、学生時代には750点を取ったものの、社会人になって英語から遠ざかり、かなり力が落ちていました。外資系企業への転職には900点が関門でしたので、自分の弱点を冷静に見極め、補強を行うことにしました。
まず着手したのは、TOEIC 頻出単語を覚えることでした。以前は大学受験向けの単語集を使っていましたが、TOEIC 頻出のビジネス・経済用語が苦手でしたので、TOEIC に特化した単語集に思い切って切り替えました。『新 TOEIC TEST 英単語出るとこだけ!』(アルク)は、収録語数は多くありませんが、各パートで知っておくべき語彙がカバーされており、新しく登場した語がその後の例文で繰り返し使われます。覚えた単語が確実に TOEIC に登場するので効果を実感できました。単語は目で見て、耳で発音を確認し、まねてリピートし、例文も聞いてから音読しました。
リスニング対策は、まず戦略本で一通り各パートの有効な解き方やコツを身に付けた後、『TOEIC テスト新公式問題集』(国際コミュニケーション協会)に挑戦しました。公式問題集は、内容、形式、ナレーターの声の質などが本番のテストに最も近いので、実践練習に最適だと思います。対策は特に難しい Part 3、4 を中心に行いました。
具体的な学習法ですが、毎日、起床後すぐに CD(ダウンロード音声)を聞きます。設問の先読みをしながら問題を解き、答え合わせをして、なぜ間違えたか分析します。その後チャンクでスクリプトを音読し、わからない個所の訳を確認します。次に1文ずつ CD を止めてリピート。仕上げにスクリプトを見ながら全体をスムーズに音読し、内容がすぐ理解できるようになった後は、何も見ずに CD を何度も聞きます。聞き取れなかった個所は再度スクリプトを見て確認しました。このようにすると着実にリスニング力がアップします。設問、選択肢も意味を把握しながらすべて音読しました。
リーディング対策ではタイムマネジメントを意識して、Part 7 の設問を5問解くなら5分…というようにアラームを設定し、制限時間内に問題を解くようにしました。毎日最低1つの長文問題を解き、知らない単語や表現を辞書でチェックして、覚えるようにしました。Part 5、6 は解答をチェックした後、正解を空所に入れた文を音読。こうすると、どこが理解できていないかが明確になります。Part 7 も文書、設問、選択肢をチャンクで区切って音読し、すぐに意味を把握できるようにしました。これらはすべて、小山先生の講座を受講した際に勧められた勉強方法です。
900点に到達するには、着実な勉強が必要です。私も何度か途中でやめようと思いましたが、勉強の仕方を変えて、最後には目標に到達できました。感無量です。