効果的な音読のチェックポイント

今後の本書での音読トレーニングは、以下のポイントを押さえながら行おう。

□ 1. 言いたいこと(趣旨と目的)、話し手と聞き手、場所と状況をつかんでイメージし

最も大切なのは趣旨のキャッチ。誰が誰に向かって、何を、どんな目的で、どんな状況で伝えようとしているのか把握し、それを意識して音読する。

□ 2. 流れを意識しながら(論理構造と論理展開を踏まえて)

こちらの Progressively の項でもふれたように、英語の論理展開は結承結。それを意識すれば、次に何が来るかを予測しながら聞き、読むことが可能になり、理解も早くなる。

□ 3. 英語の語順で後戻りせずに

ネイティブの発想を身に付けるため、話され、書かれている語順で理解するよう努める。文の最後まで到達した後、文頭に戻る習慣をやめる。

□ 4. チャンクで区切って意味を把握しながら

こちらの Chunking の項でもふれたように、チャンクごとに意味を把握し、英語の語順で、付加された意味をとらえていく読み方、聞き方を心がける。聞く・話す・読む・書くスピードと正確さが向上し、情報把握力が飛躍的に伸びる。チャンク中のキーワードを意識するとさらに効果的。

□ 5. ネイティブの発音をよく聞いて

prosody に注意しながら聞き、音とリズムを音楽のように自分に染み込ませる。どの語が強調されているか、「その語本来の機能」と「文脈」の2つの視点で、強弱のリズムをチェックすること。

□ 6. 重要なキーワードを強調して

強調すべき語を強めに、ピッチを高くして、はっきり、ゆっくり発音すると、メッセージがわかりやすくなる。

□ 7. リズミカルかつスピーディーに

こちらの Rhythmically with feeling の項でふれたように、prosody をまねながらリズミカルかつスピーディーに音読する。ニュースは1分あたり160〜165語で読まれるが、自分で読む際も160±20語程度のスピードを目安にし、1分あたりの語数の変化を記録しよう。

□ 8. 登場人物になりきって感情を込めて生き生きと

感情を伝えるには、リズムやイントネーションが重要。背景や状況を知り、メッセージの意味内容を把握することで、音読に感情を込めよう。

□ 9. 人前でスピーチするレベルの大きな声で

コミュニケーション力を付けるため、普段からニュースキャスターがテレビやラジオで話すくらいの大きさの声で音読練習するよう心がける。

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