あとがきにかえて



 こんにちは。ユカーコ・カベイです(何このキャラ?)。

 ……いやなんかこう、ほんぺんがあんな感じで終わっているのであとがきをどうつなげればいいのだろうかと悩んだあげく本編のいんをぶちこわすこの妙なテンション……す、すみません。

 というわけで『キーリ』八巻目をお届けすることができました。今回の巻は今までの巻と少し違います。何が違うって表紙のメンツが違います。うえさん気合い入ってます。そんなこんなで今回、ヨアヒムがなんとなくかげの主役という巻になっております。

 そして次巻、最終巻になります。前巻のあとがきでの希望的かんそくどおり、全九巻構成になる予定です。

 えーと、この期に及んで内容について多くを語るのもなので……今回はあとがき番外編ということで、読者さまからいただくお手紙の中から特に多いご質問にお答えしてみようと思います。決していい加減あとがきのネタが尽きたわけでは……ありません、よ?

 ではでは、Q&A大会はじまりです。


 Q.六巻のあとがきに書いてあったラジオドラマってもう聞けないんですか?

 A.ラジオドラマは終わってしまいましたが、放送分にボーナストラックも加えてドラマCDとして発売されています。オマケ短編や田上さんのきおろしイラストも満載ですので、よろしければぜひ聞いてみてください。二〇〇六年二月現在、全国アニメイトまたはでんげきの通販サイト(www.dengekiya.com)で入手可能、だと思います。


 Q.ファンレターのお返事ハガキのメッセージって本当にかべさんの直筆ですか?

 A.直筆ですよ! ちなみに同居人の人に「私の字って人に見せられる程度にはじゃない?」といてみたところ「お前の字はうまいへたとかいう次元を超越して、雑」と言われました。メッセージ、いつも雑な字ですみません……。あといつも原稿の下書きを5ミリ方眼のレポート用紙にぎゅうぎゅう詰めに書いているので字がえらいちっちゃいです……。


 Q.「ハーヴェイ」の発音のアクセントって?

 A.意外とこのご質問が多いのでおどろいています(私自身は別に迷うことなく発音していたので……)。ドラマCDを聞いていただいてもわかると思いますが、えーと、文章で説明するのはむずかしいな……。「マンボウ!」と同じ発音です(何この例え)。あるいは「せんべい」とか「盲腸」とか、「わしはかんと命を共にする」「艦長!」とか。


 Q.兵長の本名を教えてください。

 A.ないしよです。…………。いや、決めてないわけじゃないですよ? …………。


 Q.まめしばの名前を教えてください。

 A.ユキチっていいます。〝ユ〟という音が好きなのです。自作のキャラクターにも〝ヤユヨ〟がつく名前がけっこう多いですね。


 Q.五・六巻を読んでヨアヒムが好きになりました。

 A.ありがとうございますニヤニヤ。微妙に狂ってるとことかが書きやすくて作者的にも非常にお気に入りのキャラでした。


 Q.将来小説家になりたいと思っています。何かアドバイスとかありませんか?

 A.うぐ……私も毎回こうさくしながら書いているので、アドバイスと言えるほどのものはできないのですが……。とにかくラストまで放りださずに書きあげること、がたんれんの一つだと思います。途中で飽きてやめるのとラストまで根性振り絞って書きあげるのとでは、気づくことがすごく違ってきますので。それから友だちといっぱい遊んだり、小説以外のこともたくさん吸収することが何よりの財産になるかと……と、学生時代のほほんと過ごして卒業してしまった私は今後悔しています……。将来同業者としてお会いできたら私もうれしいです。頑張ってください!(それまで小説を書き続けていられるように、わ、私も頑張ろう)


 Q.『キーリ』は漫画化、アニメ化しないんですか?

 A.このたび漫画化されました! あきしよてんの漫画誌「ミステリーボニータ」(毎月六日発売)にて、二〇〇五年十二月より連載中です。担当漫画家さんのしろおりさんは、うえさんとはまたひと味違った素敵すてきな絵をかれる方です(でもってはいきよフェチ仲間で意気投合!)。もうひとつの『キーリ』ワールドをぜひぜひチェックしてみてください。


 Q.『キーリ』をずっと続けてください!

 A.同様のお言葉をたくさんいただきました。本当にありがとうございます。でもやっぱり物語には終わりがあるべきものだと思いますので……。最終巻まで見届けていただけましたらこのうえない幸せです。


 それでは、『死者たちは荒野にる(下)』で、お会いできますことを。


かべユカコ