異変

一仕事終えて、実はジケも疲れていた。

自信満々に見えていても内心不安で、あんな状況で緊張しない方がおかしい。

緊張で体が凝り固まっているし頭も使ったので何か甘い物でも買っていこうかと商人ギルドを出て適当な店を探す。

商人ギルドの近くとあって辺りには店が多い。

「最近子供が失踪しっそうしてるらしいな」

「子供の失踪? 貧民のガキがどっかにいなくなったって話じゃないのか?」

「それもあるかもしれんが平民の子供も失踪してて調べてみると貧民も普段より多くいなくなってるってよ」

買い食いにちょうどいいお店でもないかと周りをきょろきょろしながら歩いていると聞こえてきたのは、都市を守る警備兵の会話だった。

警備兵たちは何気ない噂話のつもりだろうが、ジケは会話に引っ掛かりを覚えて立ち止まった。

「……失踪」

兵士の会話はすでに他のことに移っている。

追いかけて細かく話を聞くわけにもいかずジケも再び歩き始める。

途中焼き菓子を買って帰る時も何かモヤモヤとした気持ちが晴れなかった。

平民街を抜けて歩いていくと歩く人が減っていき貧民街に入る。

焼き菓子をかじって歩きながらも失踪の噂について考えていた。

ぽろぽろとジケの口からこぼれるお菓子のカスは抱えているフィオスがキャッチして食べてくれていた。

貧民街において、人は元々多くのグループに分かれていて出入りも激しい。

そのためいなくなっても分かりにくいことに加えて、王国に連れて行かれたので子供が減ってグループの変化が起き、さらに分かりにくくなった。

ジケの周辺でも人の出入りがあって見知らぬ顔も増えていた。

貧民街も王都たる大都市では一ヶ所だけではない。

仮に子供が失踪しても貧民街じゃ誰も気に留めないから分からないことの方が多い。

失踪と言われればそうかもしれないけどグループの再編があって多くの移動があったとも考えられる。

平民の子供の方はそうしたことが起こらないので失踪という可能性もありうる。

まあ、なんにしても分からないことを考えてもしょうがない。

今のところ自分の周りで急にいなくなった人の話も聞いていないので差し迫った問題に思えなかった。

「あっ、ジケ兄、みっけ!」

「おっと。飛びついたら危ないじゃないか、ケリ」

もう少しで家というところで横からいきなり衝撃を受けた。

ジケの腰に手を回した薄く紫色をした腰まである長い髪の少女はイタズラっぽく笑う。

名前をケリといい、他の貧民街にいたが変態に手を出されそうになって良識を持った貧民街の大人たちによって助けられた。

「タミは?」

タミとはケリの双子の姉である。

「ふふーん、タミはねぇ、あっち。賭けをしたんだぁ。ジケ兄がどっちから帰ってくるか。それでねぇ、ジケ兄がこっちから帰ってきたから私の勝ち!」

「あー! ケリ、ズルい!」

再び衝撃。今度は分かっていたので身構えることができた。

「ケリの勝ちー!」

「負けたー!」

ジケに飛び込んできたのは双子の姉タミであった。タミもジケに抱き着いて嬉しそうに顔を見上げている。

タミとケリは同じ顔をしているが唯一見分けられるポイントとして姉のタミには左目に泣きぼくろがあり妹のケリには右目に泣きぼくろがある。

天真爛漫てんしんらんまんで貧民街に居ながらスレたところがない二人は貧民街のみんなから可愛がられている。

ジケは二人が貧民街に来たことは知っていたが特に興味もなく過ごしていた。

ある時仕事を始めて多少食料を買い込んで帰る時に自分の魔獣に食べ物を与えてしまって自分の分がなくなってしまっているタミとケリを見て、ジケが食べ物を少し分け与えたのがきっかけでついてきた。

己の食い扶持ぶちですら心配な状況で魔獣を大切にする純真さにほどこしをしたわけなのだが、何故か懐かれてしまった。

時々会っては食べ物なんかをあげていたのだが気づけば近くに現れるようになり、いつの間にか毎日会うようになっていた。

悪い子たちではなく明るい雰囲気にジケもほがらかな気分になれるので、会うことが増えてもうれしいぐらいであった。

「今日はお仕事?」

「いいや、でも大事な用事を済ませてきたんだ」

ケリの頭を撫でてやると嬉しそうに目を細める。

娘が、いや孫がいたらこんなだったのかな。

「むぅー」

タミがジケの服を引っ張り不満そうな顔を見せる。

自分も撫でろというのである。

心なしか体を伸ばしてきてフィオスも撫でろアピールをしてきているような気がする。

「フィオスを抱えてるから手は一つしか空いてないんだ」

「じゃあタミがフィオス持つ」

「分かった、ほれ」

ジケは抱えていたフィオスをタミに渡す。

「はーい。フィオス、よしよし」

「ふふ、よしよし」

双子はフィオスを気に入ってくれているしフィオスも可愛がってくれる二人を良く思っている。

タミに撫でられてフィオスは震えて喜んでいるし、ジケに撫でられてタミも嬉しそうにしている。

ほっこりとした光景。

「そうだ、二人に聞きたいんだけど」

「なーに?」

「なーに?」

「この最近身の回りでいなくなった人とかいない?」

例の失踪事件がなぜか気になったので少し調べてみる気になった。

タミとケリならある意味顔は広い。

「うーんとね……そういえば最近あの人見ないね」

「あの人?」

「ジケ兄ちゃんより年上っぽそうな人! 名前は知らない」

一瞬おっ、と思ったけれどそれはそうかとジケも思う。

今現在の呼ばれているジケやタミやケリも名前を付けてもらったというより識別するためにひとまずそう呼んでいる感じが強い。

貧民街出身ならそんな識別のための名前しかなくてわざわざ名乗らないことや名前があっても言いたくない人もいる。

顔が分かっていればいいから双子も人の名前を認識していないのだろう。

男相手にはおじさん、お兄さんって呼んでおけばこの双子の場合問題はない。

ジケはわざわざ覚えてくれた特殊なケースだ。

最近見ないってのもどれくらいか分からないし、ジケより年上だと移動や仕事を見つけてのこともある。

ジケだって顔は知っていても名前は知らない人が大勢いる。

「教えてくれてありがとう。今日は焼き菓子を買ってきたから二人にも分けてあげるよ」

「わーいっ!」

「それではお家にどうぞー」

そしてさらに家にも双子は入り込みつつある。

「お邪魔させていただきます、お嬢様方」

しばらく会えていないだけか、他に移ったか、失踪したか。

心配することはないと思ってもなんだか嫌な予感がしてならない。

数日後、ジケはある場所を訪れていた。

貧民街にある大きめのテントはグルゼイがいたところとジケの住むところの中間ぐらいにある。

声をかけて中に入ると一人の老婆が大きな杖を抱きかかえるようにして鎮座している。

どうしても失踪について気になったジケは数日の間、色々な人に聞いて回った。

何人か失踪を疑われる人がいたりもした。さらに調査をすると、他に移ったとか住み込みで仕事を始めた、冒険者になってそのまま帰ってきていない等、そんな話もあった。

ただどこにも見当たらない者がいた。

誰にも何も言わず急に消えたのだ。

誰も知らないだけでどこかに行った可能性も否定できないわけではないが、一人二人ではなく物も置いて行ってしまう人もいる。

みな子供に対しては口が軽く話してくれるが、だからこそ事態の深刻さには気づいていないとも言える。

しかしいなくなった人に法則性もないので一つの事件につなげるには無理がある。

最後の一押し、確信を得るためにジケはこの老婆の元を訪ねたのだ。

テントに入ると老婆がゆっくりと顔を上げる。

「何か用かえ?」

「大婆さんにお願いがあってきました」

皆が大婆様や長老などと呼ぶ老婆はジケにも正体が分からない。

ジケよりも遥か昔から貧民街にいる人で、ある人は彼女のことを元王国魔法師団の一員だったと言い、またある人は流浪るろうの占い師だと言った。

本当のところは本人以外誰も知らないけれど、いろいろな人から信頼されている人である。

「なんだえ? 言ってごらん」

「最近貧民街の子供が誘拐されている疑惑があります」

「……貧民街は世捨て人の集まり。助け合いは信条とならず頼れるのは己、厄介事に首を突っ込まないのが賢い生き方だよ」

大婆はジケの口から飛び出した言葉に驚いたように眉を上げたが、すぐに表情を戻した。

濃いグリーンの瞳がジケを見つめる。

全てを見透かすような、そんな印象を受ける瞳である。

「最初に子供を守ろうとしたのはあなたの方でしょう」

暗黙のルールとなっている『子供に手を出さない』の発起人ほっきにんこそ、この大婆である。

貧民街の事情通とも呼ばれる大婆は、良識の残る大人と警備隊を説得して貧民街を変えた。

ジケもこの話を聞いたのは過去で、ずいぶんと先のことになる。

そのときには大婆はいなかったので確かめようもなかった。

人に関わるなと言うけど自分は関わっているではないか。

そう言われてしまうと返せない大婆。

「別に貧民街のみんなを守ろうなんて思っちゃいないけど周りの人が被害に遭うのは嫌なんでね」

「ひっひっひっ、なんだい、あたしも事情通なんて言われてるけどあんたもいろいろ知ってそうだね。よかよか、一つ見てみるとしようかい。フォークン、おいで」

興味本位で訪ねてきたのではないと大婆は思った。

真剣な相談なら真剣に聞いてやらねばならない。

仮に勘違いなどであるならそれでいい。大婆の頭の上に黒い鳥が現れる。

大きくはないが濡れたようなつややかで美しい黒い羽を持ち、目からは高い知性を感じる。

「ちょっと行ってきておくれ」

大婆の魔獣、シャドウバード。

それなりの魔力を持つ魔物で知性が高く意思の疎通が取り易い。

シャドウバードのフォークンが翼を広げて一鳴きすると、フォークンの両脇にフォークンよりも一回りほど小さな鳥が出現する。

艶やかな羽がしっかり見えるフォークンとは違い、輪郭がぼんやりとして魔力で作られた偽物のフォークン。

小さくもう一鳴きしてフォークンと二匹のミニフォークンはテントから飛び出していった。

「サードアイ」

大婆が目を閉じて魔法を発動する。サードアイとは魔獣と視界を共有する魔法でフォークンやミニフォークンの視界を使って貧民街を広く見渡す。

残念ながら目のないスライムのフィオスでは出来ない魔法になるが、過去にラウが試してみた話を聞いた。

魔獣と視界を共有するのは感覚的に適応するのが難しいらしい。

自分の視界と勝手の利かない魔獣の視界両方が見えて具合が悪くなると言っていた。

大婆はそんな視界共有をフォークンと二匹のミニフォークンの計三匹と行い、魔獣と魔法をコントロールしながら情報も処理している。

恐ろしいほど卓越した技術と処理能力で、王国魔法師団だったと言われても納得の能力だ。

視界を共有して何をしているのか。

大婆は貧民街に住んでいる人なら大体の顔を把握している。

どうやっているのかはわからないが新しく来た人も去った人もいつの間にか把握している。

大人ならありえるかもしれないが子供なら新たに仕事を見つけたり拠点を移したりと何か事情がなければ遠くに行くことは少ない。

その上子供は日中は外にいることが多いので大婆になら分かる。

フォークンたち六つの目を使って子供を確認していく。

よくいる場所やよく一緒にいる子供たちを記憶から思い起こしながら照合していく。

時には窓から中を覗いたり低く飛ばしたり高く飛ばしたりして貧民街を網羅もうらする。

ジケは大人しく待っていたのだけどどうにも大婆の顔が曇っていくように見えた。

どれぐらい時間が経ったのかジケには分からないが、ただ大婆を待った。

「確かに異様に子供の数が少ないね」

フォークンがテントに飛び込んできて大婆は目を開いた。

「普段なら二、三人いなくても気に留めないがそれよりもいない子の数が多いかもしれないね。今の貧民街の動きを考えても多いと言っていいかもしれないね」

「やっぱり、そうか……」

ジケは調べる中で思い出していた。

鬱々うつうつとして元気もなく外に興味を持たないように生きてきた時期だったので記憶が薄く、思い出すのに時間がかかった。

「数まで数えんから気づかんかった」

大婆の声色に少し焦りが見える。

基本的には自由にしておくので細かくチェックすることもしない。

なぜ子供の数が変動したのか、大婆にも分からなかった。

「お主は何かを知っているのかえ?」

「ううん、街を巡回じゅんかいしてる兵士が失踪について話しているのを聞いて気になって調べてたんだ」

「そうかえ」

「ただの噂じゃ済まなそうだね」

「……このことはワシの方でも調べてみよう。お主は無茶するでないぞ」

「分かりました」

必死に記憶を辿ってみて過去の経験からなんとなく思い出したはいいが、ジケはこの事件の過程を知らない。

何かが大暴れして王国騎士団が制圧したとうっすら記憶にあるぐらいだ。

どこで何があったかは思い出せない。

でも王国騎士団が動いたってことは貴族、少なくとも平民のいいとこの子は関わっている。

どっか平民街で大きな事件があったが、頭をひねるけど過去の子供のころのことはあまり記憶にない。

特に魔獣契約直後のことは思い出したくもないし思い出せるほど何もしていなかった。

愛嬌あいきょうたっぷりに笑ってみせるジケを大婆はフォークンを撫でながら観察する。

「……お主変わったのぅ。他の子に比べれば聡くても所詮しょせんは子供の域を超えんかったに、最近はいろいろしとるそうじゃね」

非常に落ち着いた態度もそうであるし、子供の失踪なんて子供はおろか大人ですら気づいていない。

魔獣契約についての話は大婆にも聞き及ぶところでジケのスライムについても当然知っている。

仲良くしていたラウとエニが優秀な魔獣と契約して兵士団に入った。

さぞかし落ち込んでいると思っていたのにその前後からジケは変わった。

大婆は貧民街の住人が何をしているのか細かく調べることまではしない。

それでも噂好きな貧民街の人から多少の噂は入ってくる。

朝早くどこか行っているとか買い物して帰ってくるとか、貧民街にいきなり現れて瞑想ばかりしていた男を師匠と呼んで身体作りをしているとか。

落ち込んでないのはいいことなのだが、人が違って見えるほどジケは変わっていた。

「過去は変わらん。が、未来は変えられるかもしれん。頑張りよ」

「あの、過去って本当に変えられないのかな?」

「いきなりどうしたんかえ? ひっひっ、まあいいさね、答えてやろう」

なんとも子供らしい掴みどころのない質問だが大婆は快く答えることにした。

軽く冗談のようにした質問ではない目をしていたことに気がついたから。

「過去は変わらん、変えられんよ。ただし変えられる者がいないとも言えない」

「それは、どういう?」

「普通の人間には不可能なことということじゃ。しかし……うむ、精霊が良い例じゃろう。魔獣ではないが呼び出しに応じて契約を結ぶ者がおる。同様に長い歴史の中で人と契約した神もおったそうな」

「神?」

「そう。最も神に愛された者たち。そして人と契約した神の中に時を司る神がいたことがあったと古い記録にある。御伽噺おとぎばなしのような話じゃがこの国の歴史を大昔までさかのぼると時の神と契約を結んだ王がいたそうな」

どこか遠くを見るような目をして大婆がフォークンを撫でる。

「時間を操る力を持ち、度重なる戦争に勝利し王として確固たる地位を築いた。負けそうになるたび、危機に陥るたびに時間を戻したなんて噂もある」

「時間を戻した……」

「真実は本人にしか分からないがね。しかし強大な力を持った王はなぜなのか早くに老け込んでしまい、短い生涯を終えてしまったらしい。まあ普通の人には出来ないし出来ても大きな代償を払うことになるのじゃろう」

「それ以外で、時が戻ることって」

「まずないじゃろう」

「……ありがとうございました」

「何、年寄りは暇じゃ、いつでも遊びに来なさい」

ジケの身に起きた出来事は考えないようにしても時々考えてしまう。

目が覚めるたび体が老いて何も持っていないあの頃に戻っているのではないかと不安に襲われる。

大婆のところを後にしてジケは歩きながらぼんやりと考えていた。

大婆の話を聞くと同じことが自分の身に起きたのではないかと思える。

しかしジケが契約したのは神様ではなくスライム。

抱えるフィオスを突いてみる。

指の形にフィオスがへこむ。

喜びの感情が伝わってくる。

何をしてもフィオスは喜ぶ。

突いても抱っこしても、もしかしたら叩いたってそうかもしれない。

試す気はないけど。

ポヨンポヨンと揺れるフィオスは出しておくだけでも幸せな感情が伝わってくるので出しっぱなしにしている。

大きな魔獣では難しいが小さい魔獣ではジケ同様に出しっぱなしの人も多い。

小さくもできるので食費が払えるような人なら小さくして出していることも結構あるのだ。

貧民街だとそんな余裕がないことも多いので出しっぱなしにしている人は少ない。

貧民にしては珍しくフィオスを出しっぱなしにしているジケだが、フィオスの考えは分からない。

何があったのかスライムに問うても答えは返ってこない。

フィオスはまたジケの元に来たのだが同じスライムなのかすら分からない。

神様ってものもジケが知っているのは貧民街に時々支援や施しをしてくれる慈愛じあいの神ぐらいのもので後はちらほら農業とか鍛冶とか職業に神がいるとかそんな認識である。

時の神なんて存在は知らなかったし、契約している人も身の回りにいたとは思えない。

仮に誰かがそうしてくれたにせよ孤独で無能だったジケを過去に戻す意味もわからない。

時間を司る神の存在なんて初めて聞いたし、フィオスが時の神様には到底思えない。

もしかしたらジケを憐れんで神様が時間を戻してくれたのかもしれない。

グルグルと答えの出ない問答が頭の中で続いて気づくと家に着いていた。

「ジケ兄お帰り!」

「ジケ兄ちゃんお帰りなさーい」

家に帰るとタミとケリの双子が出迎えてくれた。

ジケの家に鍵はかかっていないので知り合いなら出入りは自由である。

あったはずの錠は壊れているし、対応する鍵もジケが住み始めた頃にはすでになかったので鍵は『かけられない』が正しいが。

貧民街の子供が住む家に押し入って何を盗めるわけでもないとみんな分かっているので鍵をかける必要もない。

「ただいま」

今はちょっとお金を置いているので盗みに入られるとジケには少し痛手になる。

タミとケリも半ば住んでいると言えるほどジケの家にいた。

ラウとエニの部屋はそのままにしてあり、双子は空いていた一部屋を一緒に使っている。

家に入ると二匹の妖精も出迎えてくれた。

双子の契約している魔獣の風の妖精と水の妖精である。

姉のタミが風の妖精で妹のケリが水の妖精で妖精同士も仲がいい。

双子の手のひらほどの大きさの妖精はヒラヒラとジケの周りを飛んで歓迎の意を示す。

妖精は魔力が強い。

王国が前に実施した魔獣契約で契約したのならきっと声をかけられたと思うのだが現に双子はここにいる。

事情は分からないが双子にも何かがあるのかもしれない。

タミとケリの手を引いたり、彼らに手を引かれたりしながら夜のご飯を買いに行く。

タミとケリの笑顔はみんなを笑顔にする。それにほっこりしたお店の人がいろいろと割引してくれることも多く、ついつい買い過ぎてしまう。