ASKAが本気でシャブを止めたいんなら、

ドゥテルテ大統領のいるフィリピンに移住するしかない。



 このところ、有名人の薬物使用が大きなニュースになっている。2014年には、『シャブASKA』で話題になったASKAが逮捕された。2016年1月には、球界を代表する大打者だった清原(和博)も捕まった。ASKAの2度目の逮捕は「尿検査の手続きの不備」で不起訴になったけど、これもなんだかよくわからない経緯だった。

 この2人は、本当にクスリを克服できるんだろうか。まァ、清水健太郎や田代まさしを見りゃわかるように、覚せい剤を完全に止めるってのは本当に大変なんだよ。専門家に聞いたら、覚せい剤中毒になると、もう脳みそから歯止めが利かなくなっちゃうんだって。それに、いわゆる売人は過去にクスリやってた人間をみんな把握してるからね。どうやったって、ほとぼりが冷めたらコッソリ儲けようとするヤツが近づいてくる。誘惑があれば何度でもやっちまうのは目に見えてるわけで、とくに、ASKAみたいに印税でカネがガンガン入ってくる歌手なんて、ムチャクチャいい客なんだよな。

 だけど、ミュージシャンってのはなんですぐクスリにハマってしまうんだろう。だいたい、ASKAみたいに60歳近くになって、「愛がどうたら」とか「勇気がどうの」とか、普通の神経じゃ歌ってられないぞ。あんなインチキ臭くて恥ずかしいラブソングを平気で歌えるようになるには、頭のネジを1本も2本も外さなきゃ無理なんじゃないの。だからクスリに頼っちゃうんじゃないかってさ。


 オイラは80年代の一番バリバリ仕事やってた頃、収録がハネたらそのまま飲みにいって、朝になったら草野球やって、それからオネエチャンところに遊びに行ってまた仕事っていう毎日で、ろくに寝てなかったもんだから「たけしはシャブやってるに違いない」って噂が出たことがある(笑)。まァ、昔はそれぐらい元気だったんだけど、クスリだけは絶対やらないね。

 オイラは浅草での修業時代に、ヒロポンでボロボロになっていく芸人たちを見てきたからね。有名なある師匠が、楽屋でおかしな幻を見て勝手に怯えてたこともあった。ストリッパーを見て「あの刑事、また来やがった!」って言ったり、誰もいないのに「警察に囲まれてる!」って段ボール箱に隠れたりさ。そういうのを見てるから、あんなオソロシイもんに手を出すヤツラの気が知れないぜってね。

 昔の浅草のコメディアンって、だいたい50代で死んじまってるんだけど、やっぱりあれはヒロポンのせいじゃないかな。脳に血栓ができてしまうとも聞くし、死んでも骨がボロボロで、遺体を焼いても骨も拾えないっていうしね。ヤク中の最期ってのはそりゃ悲惨なもんらしい。

 ヤク中なんてそんな「ダサい」ものなのに、最近の薬物は下手にカッコイイ名前がついてるのが良くないよ。シャブのことを「スピード」とか「エス」とか言ったりさ。もっとカッコ悪い名前にすりゃ、ファッションで飛びついてるヤツラは離れていくんじゃないか。いっそのこと「タマキンブクロ薬」とか「チンカス粉」って名前にしちゃえばいい。

 いっそのことASKAは、ニッポンを捨ててフィリピンに移住しちまうってのはどうだい? 一躍有名になったフィリピンのドゥテルテ大統領は、1か月で麻薬容疑者を400人射殺しちまうような男だからね。これじゃあいくらシャブをキメたくてもクスリには手を出しづらいだろってね。

 クスリを売ったら即死刑の中国も移住先にいいんじゃないかってさ。売人も少ないだろうし、「のりピー」と同じで、向こうじゃ「チャゲアス」もそこそこ人気があるんだろうからね。ぜひ、向こうじゃ中国っぽい雰囲気の持ち歌の『万里の河』でも歌ってほしいね。

「どれだけ待てばいいのですか~ヤクが抜けるのを~」ってさ。切実すぎて、客も引いちまうぞってね。

 で、盛り上がってきたらクライマックスはもちろん大ヒット曲の『YAH YAH YAH』だよ。はじめは「ヤー、ヤー、ヤー」って歌ってたはずなのに、いつの間にか「ヤクー、ヤクー、ヤクー!」って絶叫し始めるというさ。ステージ上でついに禁断症状が出ちまうってオチなんだよ。

 まァ、可哀想なのはチャゲのほうだよな。やっぱりあの2人だと、メインはASKAなんだろうからさ。「ツービート」でビートきよしさんだけが残っても、どうにもならないのと一緒だな(笑)

 やっぱりASKAは清水健太郎と組むしかないよ。元ラッツスターの田代まさしと3人でやってもいいんじゃないかってさ。それこそ新生「シャブ飛鳥」だってね。デビュー曲は『SAY NO』(やってません!)で決まりだな。お前ら3人が「やってない」といっても、誰も信じてくれないぞってさ。で、対抗してチャゲも新ユニット「チャゲアンナカ」を結成するの。もう大笑いだよな。

 だけどこのところ、医療大麻解禁を訴えてた高樹沙耶の逮捕やら、長野県の限界集落で大麻を栽培してた〝大麻村〟の22人が摘発されたり、麻薬・薬物がらみのニュースが多いよな。そんなときにこんなこと言うと怒られちゃうけど、いっそのこと「75歳までの麻薬使用は即死刑」「75歳以上は無罪どころか無料!」ってしちゃえばいいんだよ。

 そしたら老人たちは快楽に溺れつつ勝手に死んでいくんで、簡単に高齢化社会が解消できるというさ。

 まァ、大麻解禁論者ってのは、主に「タバコより体に害がない」みたいな理由で合法化を主張するけど、実は体にいいとか悪いとかってことより、国にとってもっと不都合なことがあるんだよな。それは「働く気がなくなる」ってことだよ。

 大麻をやると、みんなダル~くなっちゃって、まったく働かなくなる。大麻が蔓延している地域ってのは、たいがい生産性がものすごく低くなってしまってるんだよな。

 税金がほしい国・政府にとっちゃ、大麻でラブピースなんてやられちゃたまんないってオチなんだよ。