かんまつとくてん⦿おかしなぎょうかいようしゅう


アフレコ【あふれこ】

アフター・レコーディングの略。ざっくり言うとアニメの音声収録のことでだいたい合ってる。用例:「こないだのアフレコ、原作者気持ち悪かったね」


キープ【きーぷ】

キャストのスケジュールを仮で押さえること。人気声優ともなると、同日同時間に第四キープ、第五キープくらいまでキープされ、ほとんどキープできていないスケジュール確保もざら。用例:「えー、○○ちゃん、そんな忙しいのー? うーん……とりあえずキープで!」類語:「とりあえず生!」


香盤表【こうばんひょう】

その収録に来る人の役名、名前、所属事務所名、セリフ数、出演するカットナンバー等が記載された一覧表。スタッフたちには事前に渡されるが、スタジオに張り出されることもある。香盤表を眺めて幸せそうな顔をしていたらだいたい原作者であることが多い。


コンテ撮【こんてさつ】

アフレコ時、声を当てるために使われる映像素材。本来、彩色し完成した状態の映像で収録するのが望ましいとされるが、スケジュール上、それが困難な場合、アフレコを優先するために、その前段階の素材で映像が作られる。こうした手法、素材を線撮と呼び、素材の段階によって、動撮、原撮、レイアウト撮、コンテ撮とあるが、コンテ撮はかなりラフな状態であり、結構逼迫している感がやばい。用例:「あの現場、アフレコで色ついてるってマジ? うち、コンテ撮しか見たことないんだが?」


スケジュール【すけじゅーる】

キャスティングを決める上で残酷なまでに権力を発揮する存在。あるいは、仕事を断るときの言い訳としても使われる。また、諦めるときにも多用される。用例:「あー、そのタイトル? いやちょっとスケジュールがね? そのね?」「……え? 修正ですか? いやぁ、スケジュール的にちょっと……。今回はこれで行かせてください」


政治案件【せいじあんけん】

大人の事情で決まってしまういろいろな案件。キャスティングばかりを指すわけではなく、企画そのものに対しても使われることがある。用例:「あそこのレーベルのアレ、売れてないのにアニメ化するんだ。まぁ、あそこも苦しいからなぁ。まぁ、普通に政治案件っしょ」


プロデューサー【ぷろでゅーさー】

アニメ製作・制作において、あらゆるところから一生文句を言われ、ともすれば責任を取る羽目になる役職の人。製作・制作現場のトップとも言える。なお、アソシエイトプロデューサー、アシスタントプロデューサー、エグゼクティブプロデューサー、プロデュース協力等、いろんな関わり合い方のプロデューサーがいるため、いまいちなにをしている人かわからないことが多い。用例:「ふーん、アンタが私のプロデューサー?」


ボールド【ぼーるど】

セリフ、音が入るタイミングを示すテロップのようなもの。線撮ではどのキャラが話しているか等がわかりづらいため、セリフやSEの長さに合わせて表示される。驚くほど白い画面でもこれがあれば安心。