エピローグ


 悪の魔法使いコランにかけられた恥ずかしい呪いを解き、3人揃って無事に町へ帰還してから、数日後──。

「……ちょ、ふぃ、フィリスッ!?

「な、なな……なにやってんのっ!?

 呼び出しを受けてフィリスの部屋を訪れたエマちゃんとターニャは、あまりに予想外な光景に目を丸くしました。

 ベッドに腰かけている、清楚でおしとやかな白銀の尼僧は、股間に紅々と輝くオチ×チンをそそり勃たせていたのです。

 しかも、見るからに硬そうな太い肉棹を両手でしっかと握り締め、柔らかな頬を恥ずかしそうに赤らめながら、シコシコシコシコしごいていたのです。

「あ……いらっしゃい、エマさん、ターニャさん……はぁ、ふぅ、はああ……」

「いやあの、いらっしゃいじゃなくてさ……どうしたの、それ?」

「こ、古文書をひもといて、再現してみました……ンぅ、ふぅ、くぅぅ……ッ! 感染機能がないのと、ビュクビュクすると元に戻ってしまうのが難点ですが、でも、淫気はちゃんと、発して、いる……はず……ンぅ、ふぅ、うぅぅ……ッ!」

 話しているあいだも、フィリスは自分のお肉棒をシコシコシコシコしごいています。涼やかだった瞳を熱っぽく潤ませ、細い眉を悩ましげに歪め、わななく唇から艶めかしい吐息をこぼして、エマちゃんやターニャの前ではしたないひとり遊びにふけり続けます。

「じ、自分の手で、こうしているだけでも……ふぅ、はあ、うぅぅ……充分、き、気持ちイイ……のですが……ンぅうっ!? く、ンぅぅ……や、やはり、少し、物足り、なく……お、お願いです、エマさん、ターニャさん……おふたりの穴を、どうか、使わせて……く、くだ……さい……ッ!」

「いや、そんなことお願いされても……ねえ?」

「いくらフィリス姐の頼み事でも、こればっかりはなあ……」

 だれかに呪われたのならともかく、自分の意思で大きくしてしまったのなら、自分でどうにかするのが筋でしょう。

 それに、エマちゃんもターニャも基本的にレズッ気はありません。美女に甘い声でおねだりされても、胸がドキドキしたりはしません。

 しかし──。

「お、おふたりにも、あとでコレ、作ってあげます……から……!」

「……ッ!?

 言われた瞬間、思わず顔を見合わす少女戦士と紅髪の魔女。

 太く硬くおぞましいお肉棒が己の股間に生えたという記憶はただただ恥ずかしいばかりですが、それがめちゃくちゃ気持ちよかったことは別問題です。いまでもときどき、ふと思い返してうっとり反芻してしまうくらい。

 あの快感を、もう一度体験できるなら──。

「え、ええっと……その、射精すれば元に戻るって、ホント?」

「は……はい……ゴメンなさい、まだ完璧に再現できていなくて……」

 申し訳なさそうに謝るフィリスに、エマちゃんとターニャは大あわてで手を振りました。

「いやいや、いいからっ! 元に戻ったほうがいいから!」

「そ、そうです……か? でも、射精するたびにかけ直すのは、けっこう、面倒……」

「あとで私に教えてよ、そうすれば代わる代わるかけられるでしょ!」

 知らず知らずニマニマしながら、フィリスのそばに寄るふたり。

 このあと、代わる代わるオチ×チンを生やし、お肉棒を悦ばせる手練手管を互いに教え合ったりするのですが、それはまた別のお話──。

<了>