帰還チケットを失ったエマちゃんたちは結局、日暮までに森を抜けることができませんでした。仕方ないので野宿です。幸い、往路で見つけていた手ごろな洞窟まではなんとか辿りつけたので、夜風や夜露をしのぐことはできました。

 ──で、その深夜。

「ん……んぅ?」

 毛布にくるまってスヤスヤと眠っていたエマちゃんは、太ももの付け根あたりにふと違和感を覚え、薄いまぶたを開きました。

(なんだろう、これ……?)

 ずっしりと重く、じんわりと温かな、棒状の物体。

 寝相の悪いターニャの腕や脚が押しつけられているのかと思い、寝返りを打ってみましたが、それは腰についてきます。だけでなく──。

「ふにぁっ!?

 思わずへんな声を上げ、ビクビクッと首をすくめるエマちゃん。

 太ももの付け根にある棒状の物体が服の中でずれ動いた瞬間、ズズンッ! とエッチな感覚が股間に弾けたのです。

(な……なにっ!? なんなの、これっ!?

 魔法の灯りが淡く照らす洞窟の隅、毛布をパッとはねのけたエマちゃんは、柔らかな頬を真っ赤に染めながらあわてて飛び起きました。

 冒険中なのでパジャマはなく、軽装鎧も脱いでいるから、毛布の下はペタンコな胸を覆う柔らかなシャツと乙女の秘処を守る純白のショーツのみ。

 下着姿のエマちゃんは己の股間を見下ろし、んん? と眉をしかめます。

 幼気な秘裂を守っている純白のショーツの、片方のレッグホールから、紅くぬらぬらとした見慣れない物体が伸び出していました。

 ゆるくねじれた棒状で、太さは親指を4本束ねたくらい、長さは拳をふたつ連ねたくらい。

 ところどころに怖ろしげな血管を浮かべ、先のほうには鋭いくびれがあって、さらにその先には先の丸まった三角錐のような肉の塊があります。その尖端せんたんには鈴の口のような小さな切れ目が、あるようなないような……。

 そんな物体が白く瑞々しい太ももにヒタッと寄り添い、繊細な柔肌に熱くヌルヌルとした硬い感触を押しつけていて──ずん、ずん、ずん、と重々しく拍動しています。太ももとショーツにこすれた部分がじんわりと心地よく、下着からはみ出して冷たい夜気に撫でられている部分には、あるかないかの淡い痺れがひそかに渦巻いています。

「う、あ……」

 ここにいたってようやく、エマちゃんはそれが自分の身体の一部だと気づきました。

 ズクン、ズクン、と拍動しているのは、その棒状の物体です。

 じわじわむずむずエッチな気分を高めているのは、甘酸っぱい粘液に濡れて紅くぬらぬらといやらしく光る、熱くて太くて硬くてへんな具合に長い、先にくさび形の肉塊を真っ赤に膨らませた、この棒状の物体──。

「な……なな……なんじゃこりゃぁあっ!?

 あまりのことにあわてふためき、思わず大声を上げてしまうエマちゃん。

(おち、おちおち……オチ×チン……オチ×チンが、生えちゃったッ!?

 そうです。

 色こそ鮮やかな紅、根本から筒先までヌメヌメと輝く真っ赤ですが、形はどう見たってオチ×チンです。ペニスです。ファロスです。陽根です。男根です。巨根です。

 寝る時まではちゃんと女の子だったのに、いつの間にかこんなにも立派なオチ×チンが生えていただなんて、驚かないわけにはいきません。

(なぜッ!? どうしてッ!?

 さっぱりわかりません。

 完全にパニックです。

 全身からぶわっと汗が噴き出し、頭の中に歪んだクエスチョンマークがいくつもいくつも湧き出して、グルグルグルグル渦を巻きます。

 さらに悪いことに──。

「なんだよ、もう……うるさいなあ。なにかやってきたの……?」

「外の結界は、破られていないようですが……」

 そばで眠っていたターニャとフィリスが、当然のように起きてしまいました。

「え? あ……あは、あははっ! なんでもない、ゴメン! 寝惚けちゃった!」

 仲間たちに怪訝けげんな顔を向けられたエマちゃんは、アタフタしながら引きつった笑みを浮かべます。いくら気心の知れたパーティメンバーにでも、こんなにおぞましくて恥ずかしい淫棒を見られたくはありません。

「やー、ホントにゴメン。なんでもないから、寝よ寝よ。はい眠ろう!」

 ぎこちない笑顔で言いながらさり気なく腰をひねり、股間で怒張し拍動しているオチ×チンを隠そうとするエマちゃん。

 ですが──。

「にゃふんっ!?

 視線を遮ろうとして被せた手のひらが、真っ赤な肉棒に触れ、快感の衝撃が炸裂しました。

 小さな背がビクッと震え、腰が海老のように退けます。紅くヌルヌルとした棒状の物体が白く瑞々しい太ももの柔肌にこすれ、さらなる肉悦が湧き起こります。

「あ……ふぅ……」

 生まれて初めて体験した、オチ×チンの快感です。

 いままでなかった器官ですから、ちょっと触れただけでこんなに気持ちよくなるだなんて思ってもいなかったし、覚悟もできていませんでした。

 真っ赤に輝く淫棒から股間へ、膣から子宮へ、腰骨から背骨へ、恍惚こうこつの突風が勢いよく吹き抜けます。身体の芯が燃え出しそうなくらい熱くなり、背筋がゾクゾクゾクっとなって、頭の中が真っ白になり、少しポォッとしてしまい……。

「ふはぁ……え? あ? や、やだ……ヤダヤダダメダメ、放して、触らないでっ!」

「こら、暴れるな! いったいなにを隠してるんだ?」

 気がつくと、意地悪くほほ笑んだターニャが背に回り込んでいました。脇の下に細い腕を回され、しっかり羽交い締めにされてしまいます。

「なんでもない、なんでもないってばぁっ!」

「そんなわけないだろ。ほら、お姉さんたちに見せてみな」

「だれがお姉さんよ、っていうか、アンタ私より年下でしょ……って、ああダメ、なにしてるの、フィリスぅうっ!」

 魔法を帯びたフィリスの手のひらが、必死に閉じ合わせているエマちゃんの膝にそっと添えられました。途端に腰から下の力が抜け、羞恥の桜色に火照った太ももが大きく左右に開きます。医療魔法の基礎の基礎、麻酔魔法をかけられたのです。

「ジッとしていてくださいね、エマさん」

「だ、ダメ、ダメ……ダメだってば、やめてぇっ!」

 涙声は無視され、フィリスの指がショーツに伸びます。

 軽く触れられて転移の魔法をかけられ、邪魔っ気な薄布がかき消えます。

 途端──ぶぉんっ!

 風のうなりが聞こえそうなほどの勢いで、猛々しく屹立する真っ赤な肉棒。

「にゃぅんッ!?

 自由を得たオチ×チンにエッチな感覚が激しく渦巻き、エマちゃんはまたしてもポォッとなってしまいました。

(やだ、ダメ……恥ずかしいッ!)

 頭の隅では思うのに、赤らむ頬はとろけたまま。

 サクランボのような唇がこころなし厚みを増し、艶やかに輝いて、

「ふ……はぁ……」

 かすかにわななきながら恍惚の吐息を漏らしてしまいます。

 その背後で──。

「うわっ!? ど、どうしたんだ、これ……ッ!?

 目を丸くしたターニャが、息を呑んで絶句。

 小柄童顔とはいえエッチが得意な魔女ですから嫌悪の表情こそ見せませんが、天使のような美少女に似つかわしくない、あまりにも立派すぎるオチ×チンに、驚き呆れて二の句が継げない様子。

 一方、エマちゃんのしどけなく開いた膝のあいだに身を乗り出しているフィリスは、

「まあたいへん。エマさんのお豆さんが、こんなに大きく腫れてしまって……」

 その太く紅く見るからに硬そうな棒状の物体がクリトリスの変化したものだとすぐさま看破し、心配そうに眉をひそめました。さらに首をひねって身を伏せ、紅々と輝くお肉棒の下を覗き込んで、

「女の子の場所は……大丈夫そうですね。こちら側の根本は割れ目の中から生えていますが、エッチなビラビラや赤ちゃんの穴はなんともなっていません」

 エマちゃんのかわいいかわいいぷにぷにマ×コをざっくり視診。

 おっとりとした言葉どおり、いかめしく怒張した淫棒のこちら側、糸がよれたような裏筋は、柔肉のうねのあいだから生えています。その、硬く太い淫茎に肉畝が押し退けられ、幼気な割れ目がほんの少し、口を開いています。

 当然、その内側に隠れた恥ずかしいビラビラや、小さな小さな処女膣穴も、わずかに垣間見えているわけで──。

「み、見ないでよぉおっ!」

 おぞましく怒張した肥大化クリトリスだけでなく、繊細な粘膜花弁にまで熱い視線を感じ、耳の先まで真っ赤になってシクシクすすり泣くエマちゃん。

 ですが、

「そんなわけにはまいりません。視診は治療の第一歩ですから。少し恥ずかしいかもしれませんが、しばらく我慢してくださいね」

 やんわりとしたほほ笑みでたしなめられてしまいます。エマちゃんを羽交い締めにしているターニャはともかく、フィリスお姉さんはあくまで真面目に心配しているのです。

 でもって、視診が済んだら触診です。

「こんな病気は、聞いたことがありません。おそらく魔法なのでしょうが……」

 独り言のようにつぶやきながら白い細指をツッと上げ、雄々しくそそり勃っている淫棒の根本をチョン、チョン、と軽くつつきます。

 途端、エマちゃんの身体にエッチな電流が走り抜けました。

「やふっ!? あヒッ!? だ、ダメ……フィリス、ダメぇえっ!」

 見た目こそ怖ろしげですが、元はといえばクリトリス。

 そもそも敏感な器官なうえ、膨れ上がったぶんに正比例して感度もめちゃくちゃ高まっていました。タテヨコそれぞれ20倍ほど、長さはおおよそ100倍ですから、20×20×100で体積比は約4万倍。なので感度も4万倍くらい。

 指先で軽くつつかれただけでも普段の4万倍の快感が爆発するわけで、

「さ、触っちゃ……ダメぇぇんっ!」

 羽交い締めにされた小さな身体がビクビクッ! ビクビクッ! と痙攣けいれんし、叫ぶ声が裏返って、甘えた鳴き声になってしまいます。

「あ……ごめんなさい。痛いですか?」

 激しく首を振るエマちゃんに驚き、あわてて手を引っ込めたフィリスですが、一度膨れ上がった好奇心は抑えられません。引っ込めた手の代わりに首を伸ばし、長く艶やかな銀色の髪を細い肩に揺らしながら、紅々と輝く亀頭におっとりとした美貌を寄せて──、

「でも、不思議な形ですわね。お豆さんが腫れたのなら、こう、丸く膨らむか、紡錘ぼうすい状になるでしょうに……」

 鋭くくびれたカリ首やクワッと張り出したエラをマジマジと見つめます。

「あ、う……ふぁ……や、ダメ……息が……息がぁ……ッ!」

 弾けんばかりに膨らんだ真っ赤な亀頭に、ふわ、ふわ、と吹きかけられる美女の吐息。

 温かな微風がむくれた牡肉に淡い微弱電流を呼び起こし、ただでさえ硬い淫棒がミチチ、メキキッ! といっそう硬く怒張します。

 見られたくない場所をじっくり見つめられる恥ずかしさと温かな吐息を吹きかけられて湧き起こる痺れるような気持ち良さに、震えじらい喘ぐエマちゃん。

 その背後で──。

「まぁたまたぁ、フィリスの姉貴ったら、カマトトぶっちゃってぇ」

 ターニャがニヤニヤほほ笑みました。

「不思議っちゃぁ不思議だろうけど、ある意味全然不思議じゃないっしょ。だってそれ、どう見たってオチ×チンじゃん」

「はあ、オチ×チン……ですか? ええっと……ああ、殿方の股間に生えているという、排尿にも用いられる外性器の俗称ですね。なるほど、オチ×チンというのはこういう形をしたモノなのですか」

「……え? マジで知らなかったの?」

「はい。文献などで模式図を見たことはありますが、実物は初見です」

 おっとりとほほ笑むフィリスに、ターニャとエマは呆れました。

 自分たちより歳上で、オッパイだってあんなに大きく、しかもこんなに美人なのに──いったいどういう育ち方をしたらオチ×チンを知らずにいられるのでしょう。

 しかも、興味津々の様子。

 オチ×チンはいやらしいモノ、おぞましいモノ、けがらわしいモノ、怖ろしいモノ、などという普通の先入観すら持ち合わせていなかったようです。

 ──ピコーンッ!

 ターニャの頭のうしろに、名案ランプが輝きました。

 意地悪な魔女の本領発揮です。

「私これ、知ってる! ダーンコーンの呪いだ!」

「嘘臭ッ!」

 すかさず突っ込むエマちゃんを無視し、ニヤニヤと笑み崩れたターニャはフィリスに向かって語りかけます。

「これをこのままにしておくと、エマがバカになっちゃうんだよ。まあ、いまでも十二分にバカだけど、これ以上バカになると私たちが危なくなっちゃう」

「まあ、それはたいへん」

 開いた口元に手を添え、上品に驚くフィリス。

 純朴すぎる尼僧に、意地悪な魔女は自信満々の表情を見せます。

「でも大丈夫。ちゃんと治療法を知ってるから!」

「嘘、嘘嘘、絶対に嘘ッ! 信じちゃダメだよ、フィリスッ!」

 不吉な予感を覚えて涙目になったエマちゃんが駄々っ子のように身体を揺すり、喉もかれよとばかりに必死に叫びますが、疑うことを知らない尼僧には通じません。

「はあ……ですが、これをこのままにしておくわけにもいきませんでしょう? エマさんがこれ以上バカになられると、私も困りますし」

「えっ!?

 意地悪な魔女だけでなく人のよいフィリスにまでバカだと思われていたのか──ショックを受けたエマちゃんは一瞬、思考が停止しました。

 その隙に、

「ターニャさんが知っているという治療法を、一度試してみてもいいのではないかと」

「そうそう。何事もチャレンジ精神が大事だよね!」

 勝手に話がまとまってしまいます。

「オチ×チンの真ん中あたりを、ギュッと握って」

「はい……」

「……えっ!? あっ!? ちょっと待った、待って待って……ふはっ!? ンぇあっ!?

 穢れを知らぬ美女のなよやかな手に、紅く雄々しく怒張した淫棒をムギュッと握られ、エマちゃんの背筋に熱い電流が駆け抜けました。

 身体が勝手に反り返り、ビクビクッ! ビクビクッ! と痙攣します。

 シャツの中ではペタンコな胸が火照り、小さな小さな桃色乳首が一丁前に勃起します。

(だ、ダメ……ダメダメ……気持ち、よすぎぃいっ!)

 灼けた鉄の棒のように熱く硬い淫茎に、フィリスの掌は冷たく柔らかく心地よく、意識が吹き飛びそうになりました。

 なにしろ感度は4万倍。

 米粒大の大きさのときですら、指で軽くつまんだだけで背筋に快美感が走り抜け、思わず「うにゅんっ!?」と首をすくめてしまうほど敏感なクリトリスが、4万倍の体積を得て4万倍敏感になっているのです。

 絹のように滑らかなフィリスの手にしっかり握られた途端、オチ×チンから脳天に向け、熱く太い衝撃が走り抜けました。それだけでも、ターニャに羽交い締めにされている小さな身体が弾けるように反り返ったのに、

「はふっ!? あぅ……あ、くぅぅンッ!?

 紅いお肉棒に絡みついた硝子細工のように華奢きゃしゃな細指が、ギュウ、ギュウ、と圧力をかけてきます。快感が倍加し、熱い波が次から次へと背筋を駆け抜けて、蕩ける意識、上擦うわずる呼吸。瞼の裏に閃光が弾け、頭の中が真っ白になって、くぅん、くぅん、と鼻にかかった甘え声が震える唇からあふれ出します。

(やだ、へんな声が出ちゃう……は、は、恥ずかしいッ!)

 わずかに残った理性のかけらが悲鳴を上げて羞じらっているのに、やめてと叫ぶことができません。必死に口を閉じようとしていても恥ずかしい声が漏れるので、口を開いたらもっともっとエッチな声が出てしまいそうなのです。

「あの、ええっと……ターニャさん? 本当にこれで、よろしいのでしょうか? エマさんのお顔、とても紅くなって、汗もどんどん噴き出していますが……」

「いいのいいの。好転反応ってやつだよ」

 思いどおりの展開に気を良くして、ニンマリと笑み崩れる意地悪な魔女。

「それより、エマのオチ×チンはどんな具合?」

「え? ええっと……思った以上に硬いです。それに、とても熱い……このヌルヌルとした粘液が、精液というものですか?」

「やー、たぶん違うよ。精液ってのは先ッちょからビュルルって噴くものだし、色だって白いし……おそらくだけど、エマのエッチな蜜じゃないかな? それ、オチ×チンの形をしててもクリトリスなんだし」

「はあ、なるほど。さすがはターニャさん、物知りですね」

 真っ赤な淫棒を片手でギュウッと握ったまま、フィリスは素直に感心します。

「ど、どうでもいいから、手を……離してぇっ!」

 上擦る声を絞り出し、涙交じりの声でお願いするエマちゃんですが、意地悪な魔女と親切心の塊のような尼僧には聞いてもらえません。

「次はギュッと握ったまま、シコシコしごいて。中に溜まっている呪詛じゅその種を搾り出せばオチ×チンは小さくなるから」

「はあ、シコシコ……ですか?」

 騙されているとは思いもせず、言われるままに手を動かし始めるフィリス。

 シコシコというのはよくわからなかったのですが、しごくというのだからきっと、握ったままの手を上下に動かすのでしょう──そう思って動かしてみると、

 にゅるっ! にゅるっ! にゅるっ!

 紅い淫肉ににじんだ温かな蜜が、手のひらの下で滑りました。

 思った以上にスムーズに、根本からカリ首のあたりまで、激しくしごくことができます。

「ああ……なるほど。シコシコですね」

「そう、シコシコ」

 確かにこれは、シコシコという感じ。

 真っ赤なオチ×チン自体はやたらにゴツゴツとして硬いのに、にじんだ愛液のおかげでほどよく滑り、シコシコシコシコしごけます。

 納得して頷くフィリスに対し、

「ンぇあっ!? あ、ああ……ああうぅうっ!? や、ダメ……ダメダメ……らめぇえっ!」

 ペニス状に怒張した肥大化クリトリスをシコシコシコシコしごかれたエマちゃんは、薄い背を折れんばかりにひねり、緩く波打つブロンドヘアを艶やかに振り乱して、ビックンビックン痙攣しまくります。

(なにこれ、なにこれ……しゅ、しゅご、しゅぎぃいいっ!)

 普段の4万倍の激感が次から次へと走り抜け、理性がエッチなピンク色に染め上げられていきます。舌だけでなく思考まで蕩けてしまい、もう、恥ずかしいとかイヤだとか、思う余裕すらありません。

 なよやかな女手にしごかれた淫棒の内部に、熱い悦びの電流が激しい渦を巻いているような──オチ×チンを逆流した快感の荒波が腰から背骨へ次から次へと流れ込み、意識がグイグイ押し上げられます。心地よい突風に巻き上げられて天高く舞い上がっていくような、と同時に奈落の底へまっさかさまに落ちていくような、形容しがたい飛翔感。

「れゃ、あにゃ、あひぇぇええ……ら、らめらめらめ……らめらめらめ……らえらってばらえらってば……はひぃいい──────ッ! バカになるバカになる、エマ、エマ……バカになっちゃうぅううっ!」

 涙と涎を垂らしつつ、駄々っ子のように身体を揺すって鳴き叫ぶエマちゃん。

「え? そうなのですか? それはたいへん……」

 ハッとしたフィリスが手を止めそうになりましたが、

「ダメだよっ!」

 ターニャがすかさず叱りました。

「まだ呪詛の種を噴いてない! いま手を止めたら、本当にバカになっちゃう!」

「そ、そうなのですか? ああどうしましょう、どうすればいいのかしら……」

 板挟みになってオロオロとしたフィリスは、とりあえず手の速度を緩めました。その代わりにギュウッと力強く握り、1回1回念を込めてしっかりとしごきます。

「くッ!? う、ンぎぃぃ……ッ!?

 快感の速度は弱まりましたが、強度が増しました。

 エマちゃんのお顔はますます紅くなり、全身から甘酸っぱい汗が噴き出してきます。シャツの中、ペタンコな胸の左右では、小さかったはずの桃色乳首が弾けんばかりに勃起。喘ぐ唇はプクっと膨れて艶やかさを増し、フィリスの白い手にしごかれている淫棒の下ではあどけない秘裂がジュクジュクにうるみます。

 さらに──。

「にゃ……にゃんか、へん……にゃんかへんらよ、私の、お、お、おち×ち、んぅうっ!」

 白く冷たく柔らかなフィリスの手にしごかれている肥大化クリトリスの内部に、おかしな感覚が膨れ上がってきました。

 熔けた蝋のように熱くドロドロとしたなにかが、グツグツ煮えながら渦巻いているような──蕩けそうなくらい気持ちイイのに息が詰まりそうなくらいもどかしい、なんとも形容しがたい不思議な感覚が、鋼のようにこわばった淫棒内部に充満していきます。

「それはね、呪詛の種が出そうになってるんだよ。大丈夫、私を信じて!」

 ここぞとばかりに真顔になったターニャが、自信満々に叫びました。

「もうしごくのは充分だから、次は吸って!」

「え? す、吸う……?」

「そうっ! 尖端からアモッとくわえて、口いっぱいに頬張って……なにしてんのフィリス、早く咥えて! ムチュムチュ吸ってッ! でないとエマが、本当のバカになっちゃう!」

「そ……それはたいへんッ!」

 魔女に騙されているとは考えもせず、フィリスはお口を目いっぱい開きました。

 そして、両手で握り締めたオチ×チンの尖端から──アモッ!

「ほへにゃっ!? はにゃ……にゃっ!? えひぃいっ!?

 敏感すぎる肥大化クリトリスを熱くヌルヌルとした美女の口に包み込まれ、エマちゃんはいっそうへんなお声で鳴きました。

(にゃにこれにゃにこれ、しゅごいしゅごいしゅごいっ! おち×ちんが、あああオチ×チンが、オチ×チンが……ああ、ああ、あああああっ!?

 熱く柔らかな唇が、鋭くくびれたカリ首にぬっちょりといやらしく絡みついています。

 温かな唾液に濡れてプリプリとした美女の舌が、弾けんばかりに張り詰めた亀頭を遠慮がちに舐め、それからヌチョッと、おもいきって密着してきます。

「にゃへぉおおおお──────ッ!?

 フィリスのお口に包まれた淫肉に痺れるような蕩けるような、めくるめく恍惚感が爆発しました。亀頭だけではとどまりきらず、怒濤どとうの勢いで肉茎を逆流し、膣洞から子宮へ、腰骨から背骨へと、熱い津波が走り抜けます。

「ふぉ、ふぉふぇふぇいいのれふふぁ?」

 エマちゃんの激しすぎるよがりっぷりに息を呑み、オチ×チンの先を咥えたまま目を白黒させるフィリス。

 ビクビク震える金髪少女の背後、羽交い締めにした細腕に力を込めていっそうしっかり抑え込んだ意地悪な魔女は、さらに真剣な表情になります。

「そんなんじゃダメ、全然ダメッ! 唇を締めて、頬がへこむほど強く吸うのよ! でもって、舌を広げてオチ×チンの下面を包み込むようにして……そのままゆっくり、頭を上下に振って。オチ×チンの中に溜まっている呪詛の種を、唇と舌で搾り出すイメージで!」

「ふぁ……ふぁい、やっへみまふ……」

 太いお肉棒を咥えたまま、おっかなびっくり頷いたフィリスは──。

 ──んちゅっ! んちゅっ! んじゅっ!

 言われたままに唇を締め、銀色の長い髪を軽やかに揺らしながら、エマちゃんのオチ×チンをリズミカルにしゃぶり始めました。

「にゃひぉっ!? にゃ……えにゃぁあああっ!?

 いっそう強まる激感に、涙と涎と鼻水を垂らしながら金色の髪を振り乱し、ほとんどくびれていないウエストをしきりによじりながらビックンビックン反り返るエマちゃん。

 お肉棒の先から魂を、じゅちゅっ! じゅちゅっ! と吸い出されているような──。