あとがき
突然ですが、世の中の人間というのは二種類に分けることができます。
難しい話ではありません。
『引き籠もっていても平気な人』と『そうではない人』です。
私がどちら側かといえば断然前者で、基本的に用事がない限りは外に出かけない。用事があってもたまに出かけないみたいな日々を送っても何も困りません。
ただそれがなぜ平気かといわれれば、きっと本を友として育ったからなのでしょう。
現実が狭く小さな部屋の中であっても、空想の世界が心の内に広がっていれば案外平気なもので、私は割とそういうものに助けられながら生きてきました。
なのでこの本があなたの素敵な引き籠もりライフの供となればいいなと、そんなことも思ったりするわけです。
というわけで、お久しぶりです、皆様。
『吸血鬼に天国はない4』いかがだったでしょうか。サブタイトルは『アンデッド・アンラック・アンビリーバブル』です。
人と怪物の話を書きたいと思い立って始めた吸血鬼シリーズですが、深掘りをしていくごとに書き始めた当初の自分が思っていたのとは違うテーマ性が出てきて、やはりこのジャンルは面白いですね。
巻数を重ねることができるラノベ特有のよさだよなぁ、と最近しみじみ思いました。
というわけで以下謝辞です。
まともな時間に寝起きしていない私と連絡を取ってくださっている編集の
そしてこの巻までお付き合いいただいた読者の皆様に、尽きない感謝を。
PEOPLE1『常夜燈』を聞きながら
二〇二〇年十月吉日 周藤蓮