29.住みやすい家に……木の床が恋しい。

二階から四階の加工が終了。四階は二つの巨大空間に。最初一つだったが広すぎたので真ん中に壁を作った。とりあえず寝室もどき。一つの部屋でみんな一緒に寝てますが、とりあえず二部屋。

窓がほしくて岩に穴をあけてみた。が、扉を付けることができないので窓とは言えない。穴のままだと雨とか虫が。諦めていたが鉱石で魔法の練習をしていたら思わぬものを作れた。それはガラスっぽいもの。地下にある銀色の鉱石を薄く延ばすことができた。しかも半透明にすることができ光がとおる。遊び半分でいろいろ試していたので驚いた。

作ったガラスもどきを穴をあけた岩にはめ込んでみた。明り取りの窓完成、しかも結構大きくガラスもどきを作っても強度あり。かなり大きい明かり窓を作ってみた。調子にのって各階に窓をプラスしていく。階段にも。自己満足だが家のレベルがアップしたような気がする。

そういえば、作業中いつも誰かがそばにいてくれる。うれしいが……俺ってもしかして、ものすごく心配されているのだろうか? 確かに魔法は初心者で攻撃されたら一溜りもないとは思うが、家の中での作業だし……。もしかして俺の魔法が不安とか……ありえそうだ。魔法を使う時は気を付けよう。

岩や鉱石に魔法を通したり、強度を確かめたりしていて気が付いた。銀色の鉱石は金色の鉱石より魔法の通りはいい。一番魔法で形を簡単に変えるのは岩、これが一番。やはり魔法の通りと強度が連動しているようだ、強度も金色の鉱石より劣るが岩より強い、不思議だ。

金色鉱石>銀色鉱石>岩


二階と三階を作ろうと考えたが、間取りが思い浮かばない。ほしい部屋は寝室とキッチンと台所とトイレ、風呂。四階と一階ですべての機能の部屋が完成。残りは……とりあえず巨大な空間が完成。階段を作る時に取り除いた岩で柱を作成。巨大な空間に巨大な柱が、遺跡のような空間が出来上がった。古代遺跡……調子にのって窓を縦に細長くして雰囲気を作ってみた。落ち着いて見ると……不気味な空間が完成していた。間違いなく余計な作業だ。

次は床がほしい。岩を磨いているので生活に問題はないが木のぬくもりが恋しい。家の外は森。材料は問題なく手に入る。次は床を作る準備だな。

それと同時に、食材を探す必要がある。ここに来てからヒオやシオン達が狩りをしてくれる。なので、空腹で困ることはないが、肉のみ。そろそろ本気で野菜がほしい。

森と言えば果物や木の実で、野菜があるのか不安があるが食べられる葉っぱはあるだろう。どうやって見つけるのかが問題だが。

あとは調味料となる物もほしい。そろそろ肉に味がほしい。とりあえず塩だけでも!