コーデリアへの提案
「あぁ、自分のことばかり話して申し訳ありません。コーデリア先生をお呼びしますので、こちらで少々お待ちください」
フランは一度ドアから外に出て行き、数分後に女性を連れて戻った。女性は四十代くらいに見えるが、非常に姿勢が良く、質素ではあるがきちんと身なりを整えた姿を見れば、彼女が紛うことなき貴婦人であることがわかる。おそらく彼女がコーデリアだろう。
ソフィアとレベッカはカーテシーでコーデリアに敬意を示した。
「レベッカ・オルソンと申します。本日は急なお願いにもかかわらず、お時間を割いていただきありがたく存じます」
「ソフィアと申します。多くの優秀な人材を世に送り出してくださったコーデリア先生にお会いでき、大変光栄に存じます」
二人が顔を上げると、今度はコーデリアが二人よりも低い姿勢でカーテシーを返した。その姿は王妃から直接指導を受けたレベッカから見ても、非常に美しく優雅であった。