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「なるほど。あなたがヴェフェルド王国の第五王子……エスメラルダ・ディア・ヴェフェルド殿ですか」
エルフ王国の王城。その玉座の間にて。
当代女王クローフェ・ルナ・アウストリアが、玉座に座りながら俺を見下ろしていた。
さすがにエルフ王国の女王が相手とあっては、俺もかしこまざるをえないからな。時と場合に応じて謙虚な態度を取るのもまた、大物悪役になるための必要な要素だろう。
そして当のクローフェ本人は、ゲームと同じくめっちゃ美人だった。
ローフェミアよりやや薄い桃色の長髪を腰のあたりまで伸ばし、透き通るような肌を持ち、そしてお約束のようにおっぱいが大きい。
実年齢はたぶん五百歳とかそこらへんだったと思うが、エルフという便利設定のおかげで、見た目的には二十代後半くらいのお姉さんだった。