天野宗助作品 〇ikipedia

・獅子の根付

天野宗助が作り、月ヶ原義晴が愛用していた獅子の姿をした木の根付。

天野宗助から月ヶ原義晴に贈ったとされる根付。

勇ましい獅子の姿を一目で気に入りすぐに腰に付けたとされるほどに愛用されていた。


戦の際に大きな赤い獅子が現れ、月ヶ原義晴を乗せて戦場を駆けたという。

その姿を見た煤木山軍の兵士は腰を抜かし、大将であった煤木山惣元はすぐさま降伏を宣言したという。

戦の際に獅子に乗り戦場を駆けていたことから、月ヶ原義晴は〝清条の朱獅子〟という異名が周辺国で付けられることになった。

義晴の亡き後はせがれ達も乗せていたとされるが、戦場にはついていくことはなく城にてのんびりとしていたために戦場にて乗せるのは義晴のみであったとされている。


2015年に天野宗助の現存する作品を調査の際、微量に血液が付着していることが発見された。

しかしこの血液はコーティングの下にあったことから作成中についたと推測され、天野宗助の血液であると判明する。※1

この血と獅子の毛が赤いこととの関連は不明。


※1 月ヶ原義晴、此枝このえだ三九郎の日記に天野宗助が根付の制作中に手を怪我したという記載があるため、この時に血が付着したとされる。

出典 月ヶ原所蔵宝物書、天野宗助作銘品書 等

現在 清条博物館所蔵