トゥルルルルル……!
無人の店内で、突然、電話が鳴った。
ビクゥッ!
そんなまさかの不意打ちにオレ達五人全員がビクッと
「ビ、ビックリしたぁ……誰よ?」
「誰ってそりゃ……
うちの店の電話は、何故かもといた世界でオレ達の店を
「と、とりあえず出るわ」
耳にあてた受話器から聞こえてきたのは──果たして、予想通りの人物だった。
『おーうぃ、
電話の向こうの声は──AM。
「あ……AM。おつかれさまです」
若干、ホッとしながらオレ。
たとえ相手がAMとはいえ、予想通り、顔見知りの人間の声を聞けたことが無性に気持ちをほぐしてくれた。
「い、いや、AM、実は……」
というわけで、事情を話そうとするオレ。だったが。
『あーワリ。ゆっくり話してる状況じゃねぇんだ。
今日はな、ちょっと、伝達
その話はAMに強制的に
「え、で、伝達事項? あーいや……それ、後回しにできませんかね? オレ達、今、とんでもない事態に置かれてて」
『お前ら。時間がねーぞ』
また遮って、AMはオレにそういってきた。
「え……? 時間……」
『あと一ヶ月だ』
そしてAMは、
『【S】取れば、店の閉店なくなるって話。
〝半年以内に達成〟って
あと一ヶ月──。ちょうど今日から、月始めだから、つまり、今月。
〝今月の月間本部評価、Sランク〟とんねーと、その店、
「……はい!?」
オレは受話器に向かって
そしてあわててみんなのほうに
「う、うちの店。今月【S】とらないと、閉鎖決定って……」
「「「「はあ!?」」」」
全員、絶句した。
「しゃあねぇ……おい、代われ、
すると、店長代理が心を整えるように一度大きく深呼吸し、オレから受話器を受け取った。そしてスピーカーホンにして話し始める。
「あーっと、もしもし。
『ハナシ聞いてたか?』
「はい。今月【S】とらないと閉店決定だって。どういうことなんすか!?」
『いや、それがな。今、
あ、そ、そうだったのか? その事情は意外だったが……
「そ、その状況と、うちの閉店までの期限短くなったこと、なんの関係が……」
『それで、本部から通達来て。今月中に、俺の受け持ちエリアの全
「はいぃ!?」
オレ達はまたまた
全店舗一からリニューアルオープン+ウチの店予定通り取り壊しって! うちのエリアに住んでる人、デモン・イレブンに何が起こったんだって
「え? あれ、でも……B?」
そこで困惑したようにいう、店長代理。
「Bって。うち、先月、売り上げ【B+】でしたぜ? だったら、ウチは、その条件あんま関係ないんじゃ……」
『だーかーら。今、こっちの世界は不況で苦戦してるっつってんだろ!? お前らの店だけB+でも、他の俺の
どっか、期待もてる店が、
「「「「「え?」」」」」
そのAMの発言にオレ達は
「ま、まさかとは思いますけど。その〝突出した高評価出さなきゃいけない、期待もてる〟店って。ウチ……デモン・イレブン異世界店のことじゃないですよね?」
『は? そのまさかですけど何か?』
しかしAMはいってくる。
「えぇぇ!?」
『この状況打開できるのは、もう異世界にいるお前らしかいねぇ。
今月の本部評価を【S】にしろ。
そうしなきゃ……お前らの店だけじゃなく、俺の受け持ちエリアの店も
「「「「「ハァァァァ!?」」」」」
意味がわからない意味がわからない意味がわからない!
「い、いや、AM、オレ達、今、ほんとにそれどころじゃなくて、」
『他の店舗にはもう
それによ、お前らの店。五年くらい昔──お前らが入る前。【S】ランクとってたこともあるんだぜ』
「えっ!?」
その発言にオレ達はちょっとビックリした。【S】ランク!?
五年前っていうと、前バイトリーダー……〝
オレ達が入ってからも、〝先輩〟がいる頃は【A】とったりしてたけど……その前は、【S】だった時期もあるのか……初耳だ。
『あの頃は、十二期連続で【S】とってて、〝
「〝
「てか、あの、私ら、〝狭間の世代〟呼ばわりだったの……?」
『とにかく、【S】とれるポテンシャルあるはずなんだよ。その店は。
少なくとも、このクソ景気の悪い日本の俺の手持ちのどの店よりもな』
AMは言い切るのだった。
『じゃ、俺、
軽く冷たい口調で言い
「マジかコイツ……つか、そんな難題
今月中に【S】ランクをとらないと、〝エリア内の店も全部リニューアルオープン〟。
オレ達の
※
「ったく、えらいことになってきたな……」
ザザーン。三六〇度海が広がる中。
店内で、電話が終わった後、頭をガリガリやりながらいったのは、店長代理。
「えーと、
立ち姿のまま、指を折って
あ、ちなみに、いくら空調が利いてるデモン・イレブンとはいえ、さすがに洋上のど真ん中だと暑いので、オレ達は今の間に勝手に制服を
女子は〝部屋〟にあった水着の上に制服を羽織る海の家の店員みたいな格好、オレ達も何故か〝部屋〟にあった短パン+上は
「今、なんでか、私達はわけのわからない海の上にいる」
洋上を
「けど、そんなこととは関係なく。私達が今月本部評価で【S】とらないと、うちの店は閉鎖」
「それどころか、ウチが【S】とれなかったら、同地区の他の店もリニューアルオープンされる状況にある──そういうことですね?」
スマホいじりながらクールにいったのは
「にゃはは! ほんとむちゃくちゃな状況だなー」
楽しそうに
「じゃあ、とにかく、オレ達は売上げを出していかなきゃいけないのか」
周囲三六〇度。どこまでも続く海を見ながらオレはいう。
さあ、問題はここからどうするかだ。
なんでいきなり海に来たのか状況はよく分からないけど。
一つだけ確かなのは、状況がよく分かろうが分かるまいが、今月のウチの本部からの月間評価を【S】にしない限り、ウチは閉鎖が決まる、という条件。
【S】っていうのは、とったらそれこそほとんど伝説──日本の現存店舗ではたぶんもう三、四年とか出てない──レベルの売上げをたたき出さなきゃ
オレ達は、この新天地で、【S】評価されるくらい、店を
「あれ?」
その時だった。
オレと同じく──しかし
「あれ……船じゃない!?」
「えっ!?」
するとそこには──九条の言葉通り。
一隻の船が、デモン・イレブンに向かって航行してきていた!
※
デモン・イレブンに向かってきている船。
それは、こんな船だった。
「な、なんだありゃあ……!?」
「ゆ、
「ウチに何の用なのよ……!」
その異様な船の外観に、オレ達はゾッとしていたが、
「君達──もしかして、ここは何かの商店か!?」
そんなオレ達に。甲板から、
ビックリして見上げると──
そこにいたのは、
「え? あ、いや、ま、そうですけど……」
そんな呼びかけに、店長代理がとりあえず正直にそう答えた。
「そ、そうか……!」
すると、船の上で、その男は
「頼む!」
そして、いう。
「俺達を──その店で成仏させてくれないか!?」
「…………はぁ!?」
※
デモン・イレブン店内へ──幽霊船から有無を言わせず
身体中に
海賊帽に海賊服をまとった、白骨船長。
同時に、ピシッ! ピシッ!
さっきまで絶対鳴ってなかったのに、
ゴウッ!
ポルターガイストのお客様も
(ちょ……どうするんですか店長代理!?)
オレは声を殺して店長代理に確認。
(オレ達、こんなことしてる場合なんですか!?)
(う、うるせー、来ちまったもんはしょーがねぇだろ!)
店長代理はムキになったように反論してくる。
(だいたい、どんな客でも受け入れんのがコンビニだろ? ヤンキー来たら追い返せるか? ヤーさん来たら追い返せるか? 同じロジックだよ。
幽霊船来たら、追い返せねぇだろ)
(そこ同じロジックですかね!?)
「感謝するぞ店長」
そんな中、最後に入店してきた船長が、店長代理に礼を述べる。
「我々は、なんせこんなナリ、こんな
と船長。
「そ、そうですか……」
「助かる。そして助かりついでに、一つ頼みがある。
我々への接客は
なんかまさかの〝熱烈接客〟のオーダーを口にする船長。
「え……?」
「買い物の
我々が
「デ……デキマス……」
なんとなく店長代理は押し切られてるが、
(いやいや、何勝手に
ちょっと
(なんで幽霊船の乗組員相手につきっきりで接客しなきゃなんないの! 濃厚ねっとりと! 今は【S】ランク目指してガンガン客入れなきゃなんないのに!?)
(しゃ、しゃあねぇだろ? 今さら追い返したら殺されるっつーの!)
店長代理は引き
(じゃ、じゃあ……百歩
本気でいう九条。ああ、そういや、九条ってこういう
「わ、わかったわかった。わかったよ!」
店長代理はウンザリしたように九条にいった。
「ったくガキはこれだから……。やりゃあいいんだろ、やりゃあ。いいじゃん。やってやろうじゃねぇか」
さぁこうして。何でこんなことをしているのか?
幽霊船VS店長代理の、
「だいたい……オバケが
店長代理が、
「こんなもん、声優界とか芸能界にいる
そしてなんか
「みとけや。二十歳過ぎた人間にしかできない──大人の
そのまま、ビッと制服の
「──いらっしゃいませ」
そして早速、入り口付近にいたお客様に、
相手は、あの、誰も入ってないゆりかごを抱えて号泣し続けてる黒髪に白いヒラヒラした服を着た女性だった。
「当店のご利用は初めてでございますかお客様。何かお困りのことがあればなんなりとお申し付けください。店員一同、喜んでお力になります故」
続けて、
(す、すげぇ)
それを見ながら、オレ達残りのメンバーは顔を見合わせた。
よりによってあのお客さんに声かけた
「くっ……あいつ、他は残念だけど、やっぱちょっとその辺にはいないような声してんのよね実際……!?」
その様子に、九条もその接客の良さは認めざるを得ないようだった。が。
「ホントウ……?」
相手は
中々
「ジャアオ言葉ニ甘エテ──少シ力ヲ貸シテクレル?」
まず、店長代理にそうもちかける。
「!
店長代理は笑顔で対応するが、
「実ハネ──私ノ赤チャンガ、見当タラナイノ……」
「…………え?」
次の瞬間。女の人が放った一言に、店長代理だけじゃなくオレ達全員が
こ、これは……もしかして、かの有名な、子供を失った女性の幽霊とかによる〝私の赤ちゃんはどこ?〟発言……!?
怪談でよく聞くけど、実際聞いたら……かなり反応に困るっていうか……固まるな。
体温……どころか、店内の温度が二度は下がった気がした。
「さ……さようでございますか」
が──店長代理、さすがは従業員
たじろぐのを
「か……かしこまりました。よければ、店員一同で捜させていただけませんか?」
神対応を
「当店には映像を記録する
「アリガトウ……ヤサシイノネ」
その対応に、
「いえいえ。コンビニ店員として当然の対応ですから。
で? その赤ちゃんというのは……どういったお顔でございますか? お
一気に
「ソウネ……」
そんな店長代理に、ゆりかごのお客様は少し考え、
「コンナ顔ダッタカシラ……」
まさかの、
ゆりかごのお客様が、店長代理の顔の前に、ゆりかごを持って行くと。
ぼぉぉぉ……そこに、ぼんやりと、何かが
ゆっくり一〇秒は経った
そこに現れたのは──
ぼぉぉぉ……
一〇秒たっても……
なんだか、ボンヤリしたまま何か
……へ!?
「実ハネ──」
そんな中、ゆりかごのお客様が、
「私……子供ナンテ、産ンダ事ナイノ……」
そして店内に響き渡るゆりかごのお客様の独白。……え?
「テイウカ……
そして
え!?
「ナノニ、郷里ノ両親ハ、イツ結婚スルンダ、子供ハマダカッテ凄クウルサイノ」
「……………………」
店内が、だんだん、さっきまでとは
「ワカル? 私ハ──ドンナ手段ヲ使ッテデモ。今年中ニ、結婚相手ヲ見ツケナクテハナラナイノ!」
「………………」
いつのまにか
「……お客様、一体何のお話を──」
「トドノツマリ。
そんな店長代理の手に、ゆりかごのお客様が必死で
ひぃぃぃ!?
「うおおおお!?」
オトナの
なんだあの幽霊!?
まさか……何も入ってないゆりかごは、ただの同情ひく為の小道具で!
根っこの部分は、ただ結婚したいだけの結婚を
「ネェ、イイジャナイ! 私、モウ死ンデルカラ、食費モカカラナケレバ税金モカカラナイシ、中々安上ガリダト思ウワヨ!?」
さらにOL、ではなく、霊は店長代理に
「いやそんなとこセールスポイントにされても!」
「車モツイテクルワヨ! 表ノ幽霊船、私名義ノ幽霊船ダカラ、結婚シテ名義
「幽霊船にも名義変更とかあんの!? てか、表の船、あんたのだったの!? どっちにしろ幽霊船は車じゃないし要りませんけど!?」
「ナニヨモウ……ジャア、モウイイワ。
何モアゲナイケド、トニカク、結婚ダケシナサイ!」
「余計
「反馬……呼んでるけど?」
「前オレがベアトリーチェに
ったくもう……結局いつも通りすぎる展開じゃないか!」
「ソウ……芸能人ナノ。ジャアイイワ。収入安定シナイシ。別レルッテイットイテ。
アー時間
すると
しかし残ったのは、接客開始から二分も経たないうちに白い灰と化して動かなくなった店長代理。つまり今後もつきっきりで接客しなきゃならないのに、五人のうち一人が早くも再起不能になったという事実。
VS幽霊船、ファーストラウンド。
店長代理VSゆりかごのお客さんは。
※
「店長代理は……死んだ」
店内。レジカウンターの中で、
店長代理は、さっきの恐怖で未だ(精神的に)死んでいる。
「残りは四人。この四人で、なんとか、あの幽霊船の面々を成仏させる
「白雪は!?」
「
期待をこめた声で白雪に聞く九条。
「……………………」
しかし白雪は、店内の
「? えーと……塔子?」
「にゃは、シロなら呼んでも無駄だぜ?」
すると勇気が、頭の後ろに手をやりながら、楽しそうに笑っていった。
「へ? 無駄って……なんで?」
「だってシロ、店に入ってきた幽霊船のみなさんを見て以降、ずっと気絶してるぜ?」
「「……はあ!?」」
その解説にオレと九条は慌てて白雪を見た。
「ずっと気絶!?」
「そーだぜー気づいてなかったか? 確かに、実物見るまでは、
〝はぁ?
店内に来て以降は、カクッと気ぃ失って、ずっと気絶中だぜー」
「いやいや勇気! 気絶中だぜーじゃなく、オレ達に教えるなり起こしてやるなり心配してやるなりしろよ!?」
「どーりで静かだと思ったわ……確かに塔子、さっきから一言も
「どうすんの……また一人減って、もう、この三人で
九条が心底いやそうにいうが、
「いやー
勇気は笑顔でいった。
「こういう時のために。シロが、シラユキ一号用意してたんだからな!」
明るくいう勇気。
「え? シラユキ一号?」
「何それ……」
するとその時、
「お待たせしまシタ──」
ズシャリ。
やけに重量感
何故か、目の前にいるはずの白雪と同じ声を持つ六人目(?)の従業員が現れた。
現れたのは、デモン・イレブンの制服を身に
鋼色の
「「うおおおお!?」」
オレと九条は思わず後ずさった!
「何だコイツ!?」
「だからいってんじゃん。白雪が行動不能になった時のためのバックアップにして、デモンが
「汎用人型コンビニ決戦ロボ!?」
「〝決戦〟って、何と〝決戦〟すんのよ、何と!?」
てか……白雪、どんだけ天才なんだよ!?
こんなロボ一人でつくれるなら、やっぱり、コンビニバイト辞めて政府とかに協力してくれた方が世界の為な気もするんですけど!?
「こ、これ、ちゃんと動くの?」
「あたり前だぜー? シロがいない時、シロの代わりが完全につとまるようにプログラミングされてるんだぜー? な? 一号?」
笑顔でシラユキ一号の背中をぽん、と
「──────────」
しかしシラユキ一号は何も答えない。
「にゃは!? どーした? 一号?」
ぽん、ぽん、と何度も
「あ、あのさ、ユーキ……」
そこで、ちょっと、いいづらそうにいったのは九条だ。
「もしかして……なんだけど。
そのロボって、塔子がいない時、塔子の代わりが完全に務まるようにプログラミングされてるんでしょ?」
「そだなー」
「で……塔子って、天才じゃん」
「そだなー」
「ってことはさ。あいつ天才すぎて。
幽霊見たら……気絶しちゃうってとこまで……無駄にプログラミングで再現してんじゃないの?」
「…………」
その
次の
そして七秒後、こちらに振り返り、笑顔で一言。
「そみたいだなー」
「はああああああああ!?」
「いやいやいやいや!」
その返答に、オレ、そして指摘した九条ですら絶句した。
「そみたいだなー、じゃないわよ!? まさかと思ったけどほんとにそうなの!?」
「え!? 気絶しちゃったのシラユキ一号!? 鳴り物入りで出てきたのにもう出番終わり!?」
なんなんだよ、人間が乗り
「んー、こういう時の為にマニュアル預かってんだけどなー……えーとこれが対
「ちょっとやめてよ!?」
「もういいから
オレと九条が必死に勇気を止める。
勇気って、
絶対触らせない方がいい! たぶんもう修復できないくらい
てか、白雪、なんでそんな勇気にマニュアル
「ざ、残念だけど、一号はもうしまっとこうぜ!」
「そ、そーね……オリジナル白雪と
一瞬で出番が終わった
「にゃはは、じゃ、そーすっか!」
と、いうわけで。
VS幽霊船、セカンドラウンド。白雪塔子とシラユキ一号の戦いは……
このコンビの勝手な
てか、
※
「店長代理と……白雪塔子……そしてシラユキ一号も死んだ!!」
店内。レジカウンターの中で、燃え
そして全く同じポーズで気絶しているオリジナル白雪とシラユキ一号を前に、オレは
五人いる店員のうち(何故かいきなり一人増えたけど)、
数分もしないうちに、まだ誰も成仏させてない間に、
残りは三人……!
「てかさ……。私と反馬は、そんなに幽霊に強くないことはもうわかってんだから。あと
青い顔でいう九条。
「そ、そうだな」
オレも完全に同意。
「勇気、あんまそういうの気にしそうにないもんな。実際、どうなん勇気? 幽霊とかそんな
「にゃは! いやいや、あたし、幽霊からっきしダメだぜー?」
しかし勇気は、いつも通りのカラッとした笑顔のまま、オレの希望を打ち
「はあ!?」
「そ、そうだっけ! アンタにそんなキャラ設定あったっけ?」