あとがき
お久しぶりです、星畑旭です。
六巻を手に取っていただき、どうもありがとうございました!
もう六巻かと一人感慨深く素敵な表紙イラストを眺めたりしていました。
今回はいつにも増して空がおにぎりをモリモリ食べていたな、という印象の巻になりました。
おにぎり、美味しいですよね。私はシソの実と大根の味噌漬けとか、生たらこのおにぎりが特に好きです。三角に握って半分の海苔を巻いた形が食べやすいかな。
でもシャケも美味しいし、筋子も好きだし、おかかやこんぶ、梅干しも味わい深くて捨てがたい。そう考えると、食べたいだけ食べられる魔法のような胃袋を持つ空がちょっと羨ましくなりました。
そろそろ新米のシーズンだしやっと朝晩が涼しくなってきたので、おにぎりと豚汁の夕飯とかもいいなぁ、とこれを書きながら考えてお腹が空いてきました。
六巻は最初は夏の話にしようか迷っていたんですが、二年目の春はタケノコ狩りを書きたい、と考えていたことを思い出したのでやはり春になりました。
華麗にタケノコを狩る佳乃子さんの姿をもう随分前から想像していたので、やっと書けて満足です。しかし楽しいタケノコ狩りを書いていたはずが手が滑って善三のピンチになったのは、実は未だに謎です。毎回苦労させてごめんね善三……。
それから、空の新しい友達として登場した泰造も書いていて楽しいキャラでした。
最初は保育所の子を新しい友達にしようかなぁと考えていたんですが、そろそろ平仮名セリフの書き分けに限界を感じていたので路線変更しました。
で、新キャラだと当然名前とか色々考えないとですが、あるときハッと、そうだ、一巻で出した忍者を再利用しよう! と天啓を得ましてああいう感じに……。
でも残念なイケメンは書いていてとても楽しかったです。泰造は子供にはモテるタイプです。初恋キラーになりそうだけど、その淡い初恋を秒で砕くことにも定評がありそうな。
ちょっとクセのあるキャラだから受け入れられるかなぁと心配していましたが、おもしれー男枠として割と気に入ってもらえたようでホッとしました。お役立ちキャラなので、今後もちょいちょい出したいですね。
そんな泰造のキャラ指定の、目隠れで良夫とはまたタイプの違う陰キャ風で、髪を上げたら美形でお願いします! という面倒くさい指定に応えてくださったスズキイオリ先生に深い感謝を!
表紙の竹林の涼やかな色合いがとても素敵で、本になるのを楽しみにしています。
今回もコミックスと同時発売ですので、大島さんの渾身の田植え祭りが描かれた三巻もよろしくお願いします!
では、また次の巻でお目にかかれますように!