あとがき


皆様お久しぶりです、皇 雪火です。

3巻発売から5カ月も経過しましたが、いかがお過ごしでしょうか。

現実世界では1巻の発売から丸1年経過しましたが、作中では『レベルガチャ』取得タイミングを1日目とした場合、旅行3日目の時点ではまだ18日目でしかないんですよね。うーん、我らがショウタ君は、なんとも濃密な時間を過ごしていますね。

今回のお話は、本作品におけるメインテーマともいえるダンジョンの根幹に触れるお話でした。今までもトロフィーの獲得や鍵の欠片を得る事でその存在をほのめかしてはいましたが、ついに管理権限を得るに至れました。

Web版の読者の方も改めて読み返して頂くとお気付きになるかと思いますが、この『アンラッキーホール』というダンジョン、ここは他のダンジョンとは明らかに仕様が異なっているんですよね。トロフィーなんかの存在を一切スルーして、いきなりのボスという特異性もそうですが、そもそも『しばらく誰も入らない状況』が続かないと出現条件を満たせないなんて、攻略させる気がまるでない。そんな誰も試す事すら難しい事象を引き寄せて、特殊な存在に遭遇できる運命力は、まさしく『運』の申し子ことレアモンハンターさんでなければ実現できなかったことでしょう。

こういう構成のダンジョンは実は他にもあるんですけど、Web版でもまだ辿り着けていません。いつか書ける日が来る事を祈って、これからも執筆に邁進します。

そして今回、Web版では描けなかった温泉+修行+犯罪者集団との遭遇という、要素てんこ盛り回を書き下ろしました。このお話は原作6章と7章の間のお話ですが、当時この辺りを書いてる時には既に構想があったので、形にできてよかったです。

ただ、今の感想としては「書いてよかった」より「描いてもらえて良かった」ですが。口絵のどエロ絵は至高ですし挿絵の浴衣姿も最高の一言です。本当にありがとう。

余談ですが、3巻の表紙絵の彼女達は『前』で、4巻の口絵の彼女達は『後』です。ナニがとは言いませんが。しかしそう思うと、クルものがありますね(ゲス顔)。

さて、本書籍が発売されている頃には、コミカライズが展開されている頃かと思います。連載場所が不明の場合は、Web版にて明記してるはずですのでご参考までに。

次巻が出せればいよいよ宝条院家の面々との面会や、新しい仲間との出会いが待っています! 応援のほど、宜しくお願いします!

それでは最後に、書籍第四巻を作る上でわがままを聞いてくださった担当様。並びに刊行して下さったTOブックス様。そしてほんともう最高な宗教画クラスの口絵を仕上げてくださった夜ノみつき先生。

この作品を応援してくれる読者の方々に、心からの感謝を!


皇 雪火