
お兄様の結婚式が全て終わり、数日が経ったある日。
大きなカエルが引く馬車に乗り王城の敷地内の奥にある、魔術師団棟へ向かっていた。
「まさかルトも一緒に行けるとは思わなかったわ」
王城の馬車乗り場で待ち合わせをして一緒にカエルの馬車に乗り込んでからずっと、嬉しそうに私を見つめ続けているルトに言う。お兄様が結婚の方に時間を取られていたのもあって、最近のルトは多忙を極めていた。だからてっきり魔術師団棟には行けないだろうと思っていたのだ。
「行くに決まっているでしょう。約束したのですから」
約束したっけ? ルトが一緒に行くと宣言しただけだった気もするけれど、嬉しいし、まぁいいかと納得する。
それにしても私を見つめることを一向にやめる気配がない。ここまで見つめ続けられると、恥ずかしいのを通り越して戸惑いを感じてしまう。
「ええっと……私の顔になにかついてる?」
試しに聞いてみたけれど、ルトは首を振る。
「いいえ。ただ可愛らしいお顔を堪能しているだけです。今日はあのドラゴンもいないことですし、思う存分アリーを愛でようと思いまして」
「わぁ、そうなんだぁ」
返事が棒読みになったことは許して欲しい。クストーデは魔術師団棟に興味がないらしく、今頃は、お義姉様に羊羹をもらいながらダラけていると思う。クストーデが来ないだけでこんなに上機嫌になるなんて、どれだけクストーデのことが嫌なんだろう。
ルトに見つめられ続けたまま馬車は進み、暫くすると魔術師団棟の前に到着した。
「いらっしゃい。殿下もようこそです」
相変わらずのおどろおどろしい洋館の前で、待っていたのはセヴェリンだ。
「わざわざ出迎えてくれたの? ありがとう」
お礼を言う私に楽しそうに微笑むセヴェリン。その手にはなにかが握られている。
「それは? メガネ?」
セヴェリンの手元を指差しながら質問すると、嬉しそうに持っていたものを見せてくれる。それはどう見てもメガネだった。
「エヘヘ。ちょっと面白そうだと思って作ってみたんだ。アリーに試してもらいたくって」
「試す? どういうこと?」
「フフ、まあ、まずはこれをかけてみてよ。殿下もどうぞ」
手渡されたメガネをかけてみる。特に度が入っているわけでもない、所謂
「特になにも変わらないわ」
「そうですね。メガネをかけてもアリーが可愛いということ以外は特になにもありませんね」
今日のルトは絶好調ならぬ絶口調らしい。
「アハハ、確かにメガネをかけたアリーも可愛いけど、そういうことじゃないんですよ。とにかくかけたまま、中に入ってみて」
笑いながらセヴェリンが洋館の扉を開ける。そして私たちを中に入れるとガチャリと扉を閉めた。
相変わらずどこぞのゾンビゲームに出てくる洋館さながらの、身の毛立つ雰囲気を醸し出している。やはりメガネをかけたからといって、特になにも変わった様子はないなと思っていると、セヴェリンがローブのポケットから小さな銃のような物を取り出した。
「なにかあったらこれで撃ってね。一定の魔力量さえ込められればいくらでも撃てるよ」
「へ? なにかって?」
「早速だけど食堂に行ってみよう」
私の疑問をサクッと無視したセヴェリン。全く、マイペース過ぎる。
「さ、扉を開けて」
「これを?」
食堂へ続く扉のはずが、以前とは見た目が変わっている。重々しい鉄製になったその扉は、なんだか赤黒い。これでは本当にゾンビが出て来そうだ。
「あ、メガネのないぷにちゃんは預かるよ」
「どうして?」
「フフフ。大丈夫、ちゃんと面倒みるから」
やっぱり質問には答えてくれない。渋々ぷにちゃんを預け再び扉の前に立つ。それでも開ける勇気の出ない私の顔をルトが覗き込んだ。
「さ、開けてみてください」
「嫌」
「きっと大丈夫ですから。開けてみましょう」
そう言っている顔が、ワクワクしていますと言っている。それならルトが開けたらいいのに。そう思うも、私が開けるまでいくらでも待ちますって顔のルトからは逃げられず、仕方なく扉のノブに手をかけた。さっきから心臓が爆音を鳴らしていて煩いし、身体も勝手に震え出している。
『ゾンビなんていない、ゾンビなんていない、ゾンビなんていない』
心の中で唱えるように同じ言葉を繰り返しながら、私はゆっくり扉を開けた。
ギギーっと
「え? ちょっと? 怖いって」
「大丈夫です。私がいるでしょ? それにしても。これは凄いですね」
怯える私に反して楽しそうなルト。
「ほら、アリー、進んでみましょう」
そんな風に言われても、怖くて足が動かない。
「うぅぅ、これは幻、これは幻、これは幻」
なんとか自分に言い聞かせてゆっくりだったけれど前へ進んだ。長い廊下の先は左へ折れていてヒタヒタという音は、折れた先から聞こえるようだ。
「ルト、怖いよぉ」
「フフ、大丈夫ですよ。私がちゃんと後ろにいますから」
後ろより横か前にいて欲しい。あ、でも後ろが自分だけなのも嫌かもしれない。恐怖で考えがいまひとつ纏まらないまま一歩一歩進む。ルトのカツンカツンという足音が、廊下に反響してその音すら怖い。それでもなんとか角の手前まで来た私は、そっと折れた先を覗いてみた。そこには血まみれの大きな犬のようなものがいる。身体の左半分が溶けているのか、肉と骨が見えていた。
「ヒッ!」
恐怖で身を引く私を、ルトが背中で受け止めてくれる。
「どうしました? なにかありましたか?」
「う、うん……あのね……ゾンビ……ゾンビ犬が」
背後に熱を感じホッとしながら見たものを答えた次の瞬間、ガシャ―――ン! と、もの凄い音と共に窓から人のようなものが入って来た。その姿はゾンビ意外の何者でもない。元々割れていた窓から一体、その手前、私の真横のガラスからも一体。呻き声を上げながら中に入って来る。
「キャ―――ッ!!」
あまりの恐怖にパニックになった私は、咄嗟に持っていた銃を構えた。
「イヤ――、ゾンビゾンビ。キャ――、キャ――」
前世の私はアクションゲームをよくやっていた。兄二人にくっついてゲームセンターでガンシューティングのゲームもやった。身体に染みついた動作というのは、頭で考えなくとも勝手に作動するらしく、ゾンビに向けた銃口からパンッと弾けるような音と共に、見えない空気の塊のようなものがゾンビの頭に命中する。すると、銃の音のせいなのか私の悲鳴のせいなのかわからないが、廊下の先にいたゾンビ犬が反応して「ウォンウォン!」と鳴き、こちらに走って来る足音がした。
「キャ―――! イヤ、イヤだ。ルト、ルト、ルト」
叫びながらも、姿を現したゾンビ犬の頭に見えない弾をヒットさせる。これで終わるのかと思いきや、背後から再び窓が派手に割れる音が複数聞こえた。等間隔にあった窓が全て割れ、ゾンビが次々と入って来る。ゾワリと寒気がする呻き声にカクカクと不自然な動きでこちらに向かって来るゾンビに、悲鳴を上げながら手当たり次第に銃を撃った。
ゼーゼーと息を切らした頃には、見事にゾンビたちを一掃していた。
「凄いですね……」
「アリーって天才?」
ルトの呟きと扉を開けて入ってきたセヴェリンの言葉が、ほぼ同時に聞こえた。
「凄かったよ、アリー。あ、もうメガネは外していいよ」
そう言われても手が震えてなにも出来ない。しかも握ったままの銃も、まるでくっついてしまったかのように外せなくなっている。
「む、無理」
カタカタと小刻みに震えている両手を二人に見せると、ルトが代わりにメガネを外してくれ、銃も取ってくれた。
すると、そこは前にも見た食堂だった。長い廊下もゾンビたちもいない。
「へ?」
「このメガネをかけて食堂の扉を開けるとね、異空間に繋がるんだ」
セヴェリン曰く、転移魔法の応用でメガネのレンズと食堂の扉に、目には見えないけれど魔法陣が組み込まれていて、創り出した空間に移動出来るということだった。二つの陣が同時に発動することが条件なので、メガネを外すと元の食堂に戻るとのこと。
「でもねえ、あの広さが限界なんだよね。まだまだ研究中」
「……じゃあ、あのゾンビもいないってこと?」
「うん。あれも創り出されたものだからね。実体はあるけど襲う直前で消えるように設定されているんだ」
それを聞いた途端、腰が抜けた。咄嗟にルトに支えられる。
「なんだぁ、よかったぁぁ」
ふにゃふにゃになってしまった私をルトがお姫様抱っこしてくれた。
「よく頑張りましたね。フフフ、まずは少し休みましょう」
イスに座ってホットレモネードを貰う。甘酸っぱさが身体に染みる。なによりこの温かさが震えを少しずつ消してくれた。
強張った身体がほぐれホッと息をつくと、改めてとセヴェリンが詳しい話をし出す。
「アリーが前に来た時に、ここが怖いって言ってたでしょ。ゾンビやお化けが怖いってことも。その話を聞いてから興味が湧いちゃってね。それで実際にそういう空間を創り出せないかなって、先輩たちと考えていたんだ」
こういう話をしている時のセヴェリンは、いつも以上に楽しそうだ。
「大体の構図は出来たんだけど、見えるだけじゃつまらないなってなってさ。どうせなら臨場感溢れる空間にしたいねって」
そう言うと、テーブルに置いていた銃を手に取りヒラヒラして見せた。
「これ、覚えてる?」
「え? あ、うん」
ゾルガの王とゴバルデが持っていた、魔力で発砲する銃だ。
「これを見てピンときたんだよね。臨場感を求めるなら実際に、戦えるようにしたらいいんじゃないかって。勿論、戦えない人でもちゃんと消えるようにしたから体験出来るよ」
セヴェリンの話にポカンとするしかない。なに? この人? 私がこの洋館の雰囲気が怖いって話から、こんなゲームめいた物を作ったってこと? 天才なの? 感心し過ぎて呆けていると、ルトが銃とメガネを手に取る。
「先程はアリーに全て持っていかれてしまいましたから。私も試してみたいので一人で行かせていただけますか?」
ルトったらあんな怖いのを、進んでやりたいなんておかしなことを言っている。打診されたセヴェリンの方は、それはそれは嬉しそうに了承した。
「勿論ですよ、せっかくだから違う場所にしましょう。一応三パターンあるんですよ」
「フフ、いいですね。アリーにいいところを見せなくてはいけませんからね」
そう言ってさっさと食堂を出る。私たちもそれに倣った。
「でもこの武器って意外と難しいんだよ。相当量の魔力がいるし、撃つ時の反動が凄まじいし。でもやっぱりアリーは凄いね。あんなに連続で撃てて、しかも見事に全部当ててた」
すんごい嬉しそうだ。喜んでもらえてなにより。まあ、私は死ぬ程怖かったけどね。ルトもセヴェリンの言葉に大きく頷く。
「本当に。カッコよくてドキドキしてしまいました。ですから今度は、アリーにドキドキしてもらえるように頑張りますね」
「ハハ……頑張って」
あんなパニックになった私を見てドキドキするのは、きっとルトだけだと思う。
そう心の中でだけ突っ込みつつ、ニコニコしながら私を見つめているルトに戸惑っていると、食堂の扉がガチャッと勢いよく開いた。
「ああ、よかった。まだいらっしゃいましたね」
勢いがよすぎてズレたのであろう銀縁のメガネをかけ直しながら、近付いて来たのは魔術師団の団長であり、セヴェリンの父親でもあるフレゴリーニ侯爵だった。
「団長会議の後に陛下に捕まってしまいまして。最近はなにか楽しい魔道具はないのか? なぁんて聞いてくるんですよ。陛下が使う機会なんてないでしょうに、好奇心旺盛なんですよねえ、あの人」
お父様同様、侯爵もなかなか不敬だ。もしかして国王とも仲がいいのかな? 疑問を抱きつつ、侯爵が続ける話に耳を傾ける。
「おまけに陛下の隣に立つ男がずっと私を睨むんです。最近は別に怒られるようなことなんてしていないのにですよ」
それってお父様のことだよね。ここは相変わらず仲がいい、のかな?
「あ、そういえば」
なにか思いついたのか、急に話を変えた侯爵が私に視線を移した。
「面白い物を作ったんです。ゾルガで手に入れた物を使うんですが――」
「父上、もう試してもらったよ。これから殿下に試してもらうところ」
侯爵の話を切ったセヴェリンが、両手に例のメガネと銃を持って侯爵に見せた。
「え? ご令嬢はもう?」
「うん、凄かったよ。全弾命中させてさ」
セヴェリンの言葉に侯爵は、天を仰いだ。
「ああ、見たかったのに。陛下のせいで……あ、でも殿下がやるって言ったよね? それはいい。是非拝見させていただきたい」
「ハハ、いいですよ。では、セヴェリン。お願いします」
「はあい」
全員で一度食堂から出る。セヴェリンがメガネのレンズの付近をいじってルトに渡すと、先程とは反対のローブのポケットから空間を見る為だという水晶を取り出した。その水晶で全体を見ることが出来るそうだ。
「じゃ、行って来ます。アリー、しっかり見ていてくださいね」
「うん、行ってらっしゃい」
見ているだけっていうのはとっても気が楽だわと、実感しながらルトに手を振った。
食堂の扉を開け、ルトが中に入って行く。肉眼では普通の木製の扉だ。でも水晶を覗くと先程私が開けた扉とよく似た扉が映っていた。今度は絨毯の敷かれた廊下で左右に扉がある。ルトは躊躇することなく右の扉を開け入って行った。
薄暗い部屋の中は書斎のようになっていて既にいくつかの呻き声が聞こえている。迷いなく声の方へ進むルトの正面にゾンビがいた。パンッと小気味よい音をさせてルトがゾンビの心臓を撃ち抜いた。けれどゾンビは倒れない。
「おや?」
少し考えたルトが次に頭を撃つと、ゾンビは倒れた。
「なるほど」
一人で納得しているルトの背後からゾンビが現れる。前からも違うゾンビが。先程よりも多数で次々と現れるゾンビを、ルトは慌てることなく冷静に排除していく。同じように左の扉のゾンビもあっという間に倒し、ものの数分で全てを倒したルトは楽しそうにしながらメガネを外し、エントランスに戻ってきた。
「凄い! あっという間だったわ」
「いやあ、流石殿下ですね。最速記録です」
侯爵も子供のように興奮している。
「次もやってみますか?」
セヴェリンがそう言い終わった瞬間、ガチャッとエントランスの扉が開いた。皆の視線が扉に集中する。魔術師団棟に現れたのは、なんとお父様だった。お父様はエントランスに集まっている私たちを見て小さく溜息を吐いた。
「侯爵がソワソワしていたからついて来てみれば」
お父様は私以外の三人を睨みながら、私の前に立った。
「どうした? 随分と髪が乱れているようだが? まさか?」
剣の
「違うわ。別になにもされてないから。ん? なにもされてないっていうのは少し違う?」
その瞬間、お父様は剣を抜きルトに向けていた。
「ああ、本当に違うの。ゲームよ、ゲーム。ゲームで遊んだらこうなってしまっただけ」
「本当か? 別に庇う必要なんてないぞ。ここにいる全員を切り捨ててしまえばいいだけだからな」
もう、本当に物騒。なんとか宥め、剣をしまってもらうのに数分を費やす。
「で? そのゲームとは?」
珍しくお父様が興味を示したことで、侯爵が満面の笑みを見せた。
「ねえ公爵、やってみない?」
「は?」
「実はね、魔術師団の誰も倒せていない敵がいるんだ。公爵ならいけるんじゃないかな?」
「……いいだろう」
え? いいの? 嘘。もしかして、誰も倒せていないというところが琴線に触れた? 侯爵の方は善は急げとばかりにメガネを調節してお父様に渡した。
「これをかけて、あそこに入ってね。あと、剣じゃなくてこれを使うんだよ」
そう言ってあの銃を渡す。
「さ、君の実力をとくと見せてもらおう」
「五月蝿い」
文句を言いつつも素直に食堂の前まで行くお父様がなんだか可愛い。
「フフ、頑張ってね。お父様」
「ああ」
私が応援すると一瞬だけ笑う。ルトたちが驚いた顔でお父様を凝視しているけれど気にせず、お父様は扉を開けて入って行った。
「びっくりしたぁ、公爵ってあんな顔出来るんだ」
セヴェリンがボソリと呟くと、侯爵が頷く。
「凄い昔に一度見たっきりだよ。あの時は確か、夫人と一緒にいた時だったな」
「明日は大雪ですかね」
ルトの言葉に笑いながら三人が水晶を覗く。お父様が微笑んだくらいで天変地異は起こらないと思うけれど。そう思いながら私も水晶を覗いた。
そこは広い岩場だった。お父様の目の前には十メートルはあろうかという巨体のゾンビが。しかも普通サイズのゾンビが前後左右から湧いてくる。時折上から岩まで落ちてくる。そんな過酷な状況になっていた。
「流石に苦戦するかなぁ、剣じゃないし」
侯爵はちょっと嬉しそうだ。日頃の鬱憤を晴らせると思っているのかもしれない。その表情がなんだか悪戯をした子供のようで可笑しくなってしまう。
「公爵なら余裕なんじゃないかなぁ」
それに対してセヴェリンは侯爵と逆のことを言っていた。
「私としては負けて欲しいところですが、アリーはどう思いますか?」
ルトがそんな風に聞いてくるのでニッコリと微笑んでから答えた。
「倒せると思うわ」
実際、お父様の戦いは凄かった。巨体のゾンビの攻撃を
「あれは……武器に魔力を少しずつ貯めていますね」
ルトがボソッと言った。でも私とセヴェリンにはよくわからない。侯爵はわかったらしくワクワクしているのが見てとれた。そして数分後、大きく跳躍したお父様は巨体のゾンビめがけて発砲した。ルトの言う通り、お父様は魔力を貯めていたようだ。膨大な魔力を蓄えた銃は巨体のゾンビの頭部を粉砕し、銃自体も粉々になってしまった。
呆気に取られている私たちをよそに、扉から出てきたお父様は侯爵を鼻で笑う。
「フッ、あのような
「う……うわーん。まだ試作品だったのにいぃぃ」
本気で泣いてしまった侯爵を見ているお父様は、とっても楽しそうだ。セヴェリンは父親が泣いているのに気にする素振りもなく、もっと強度をとか形態を見直した方がとか呟いている。そんな光景を見ていたルトが、私にだけ聞こえるトーンで呟いた。
「きっと学生時代からこの関係性は続いているんでしょうね」
「うん……そうだね」
顔を見合わせた私たちは笑ってしまったのだった。