あとがき
『猫耳少女は森でスローライフを送りたい』を手に取っていただいてありがとうございます。皆様の応援のおかげで、書籍という形に出来たのだと思っています。
この本は、小説家になろうというウェブサイトで連載したものを、改稿及び大幅加筆して書籍化した作品です。
まず、ウェブ版ではチセとアルフリートが恋を確認しあってハッピーエンドという形で終わっています。要は、村がその後どうなったのかが不明確なままでした。
二人の恋物語とするとそれはそれで良いのですが、書き終えた私自身が「村はどうなるのか気になるかな?」と思いましたので、そこを「書き下ろし後日譚」として三話加筆しました。
次に、ウェブ版と書籍版で、アルフリートとガルドリードの確執の決着の付け方を大きく変えました。そしてチセも、その二人の確執の解消に、積極的に関わるように見直ししています。
人は、まして子供であれば、道を間違えたり躓いたり、誰もが人生、正しい道を真っ直ぐに歩いていけるとは限りません。
ガルドリードも、結局は「子供の頃の過ちを拗らせただけなのかも」と咀嚼して考えてみると、ウェブ版のように制裁されて終わり、というのは少し違うと思いました。また、アルフリートに手を汚させるのも少し躊躇いが生まれました。
ですから、この部分がウェブ版と書籍では全く結果が異なります。
もしウェブで既読の方は、その差を比べてみると、また違った物語として楽しんでいただけるのではないかと思います。
以降は謝辞になります。
アース・スターノベルの皆様には大変お世話になりました。本当にありがとうございます。
特に、書籍化のお声がけをいただいた担当O様。書籍化にあたり、ストーリーの見直しや、どんな表紙(挿絵含む)にするかなど、たくさんのご相談をさせていただきました。その結果、この本が皆様の元に届けられたのだと思います。本当にありがとうございました。
そして、わたあめ先生。あたたかなおとぎ話のような優しいイラストで、チセをはじめとした登場人物に、素敵な表情を与えてくださってありがとうございます。
表紙のチセの可愛らしさには感動しました。全体の愛らしさは勿論ですが、耳の可愛らしさ!
耳の中からこぼれる毛だったり、中がほんのりピンクだったりと細部まで可愛らしくしてくださってありがとうございます。
最後に。書き切れないほどのたくさんの方々のご尽力でこの本があるのだと思います。そんな、この本に関わる全ての方に、感謝しています。本当にありがとうございました。