あとがき


この度は『目が覚めたら投獄された悪女だった』二巻をお手にとっていただき、誠にありがとうございます。作者の皐月めいです。

今巻ではソフィアとヴァイオレットの仲が、ほんの少し近づく巻となりました。

正反対のこの二人には、実は共通点があります。人生の早い時期に譲れない自分の軸、いわば心の背骨のようなものを、人生の早い時期にすでに手に入れています。

そして同時に背骨以外の持ち物が、極端に少ない二人でもあります。

そんな二人にお互いや周りの人との交流を通して、美しい背骨によく似合う健やかな体を得てほしいなあ、楽しいことや幸せなことで彩られた綺麗なドレスを身につけて欲しいなあ……と思いながら、このお話を書きました。

一巻開始時点では人生を諦めていたソフィアですが、薬師仲間や貧民街の人々との交流、クロードとのデート、ヴァイオレットによる教育でずいぶんとふっくらとしてきたのではないかと思います。

手強いのはヴァイオレットです。

この物語の一区切りがつく次巻まで、ぜひ見守っていただけたら嬉しいです……!


それでは最後に、お礼を。

今回も超美麗なイラストを描いていただきましたいもいち様、ありがとうございます。表紙の背中合わせで立つ二人がとても素敵で、拝見させていただいた時はとっても嬉しかったです!

口絵のカーターも素晴らしすぎて十度見しました。腹斜筋が最高すぎます、ありがとうございます。

コミカライズ担当の橘歩空様。いつもわくわくとする素敵な漫画をありがとうございます!

そんな神コミカライズ一巻は、なんとこの書籍二巻と同日発売になっています。超絶かわいい描き下ろし漫画、にやにやすること間違いなしです! ぜひお手に取ってみてください。

またこの二巻を書いている間、担当編集様にとても助けていただきました。感謝してもしきれません。本当にありがとうございます。

それから家族へ。いつも支えてくれることに感謝しています。

とりわけ妹には、ありがとうとしか言えません。いつか必ず飲みましょう。

その他にも本作の制作に関わってくださった方々、そして何より読んでくださった皆様へ心からお礼を申し上げます。

それではまたお会いできることを願って。


二〇二三年十月 皐月めい