ロールちゃんだった。をしながら、満面のみでお客さんたちを中に案内する。また高額なほうしゆうを期待しているのかな。あまりのだいはんじようぶりに少しばかりぼんやりしていると、ロールちゃんの呼ぶ声が聞こえた。

「レベッカー、早く来てー。お客さん待ってるよー」

『ネッちゃんも手伝うニャー』

「ついでに私にも飯を作ってくれ」

「はーい」

 我らが〝カフェ・アンチドート〟に入る。お客さんたちはみんな笑顔ですわっていた。世界一の名店……それは、お客さんが必ず笑顔になれるお店のことだ。私はこれからも料理を作り続けるだろう。

 ――そう、誰かの幸せのために……。