はじめまして、あるいはこんにちは、一ノ谷鈴と申します。

 ……まさか、入選するとは思わなかった!!


 こちらの作品は元々、『小説家になろう』にて連載していたものでした。そしてふと見かけた『第6回アース・スターノベル大賞』に気軽に応募してみたところ、入選の運びとなり……。連絡をいただいたときはものすごく驚きました。人生、何事も挑戦。

 せっかくの受賞作ということもあって、いつも以上に気合を入れて書き直しました。なろう版をご存知の方でも楽しめるような、そんなものに仕上がったと思います。大筋は同じですが、新キャラと新エピソードをもりもり詰め込んでいます。よりわちゃわちゃと楽しい、そんな話を目指して。


 本作は、ちっちゃな子が元気に頑張るお話を書きたい、ただひたすらにほんわかしているところを見ていたい、そんな衝動から始まったお話です。

 ただ「前世が辛かった分、幸せになってほしいなあ」から「……前世から目をそむけて幸せになるの、難しくない?」とうっかりそう考えてしまったせいで、ちょくちょくジゼルが思い悩むようになってしまいましたが。大丈夫です、ハッピーエンドは保証します!!


 そして本書の一番の見どころは、п猫R様の愛らしいことこの上ないイラストの数々です!! 最初にルルのラフを見たときに「んんっ」と変な声が出ました。それからもラフや完成画が上がってくるたびに、感動に打ち震えていたものです。毎回毎回、予想を超える素敵なものがどんどん出てくるので……。

 読者のみなさまも、きっと表紙のジゼルに見とれたに違いないと思っています。そして、ルルの愛らしさよ……。可愛い以外、何も言えない……。


 そんな本作ですが、まだまだ謎が残っています。

 セティはどうなってしまうのか、そしてヤシュアとジゼルは再会を果たすのか。彼女たちはどんな結末を迎えるのか……?

 ……これらに加えてあんなことやこんなことや、色んなことが2巻で一気に明らかになりますので、今しばしお待ちいただけると幸いです。


 忙しいスケジュールの中お付き合いいただいた編集様、あれこれと注文をつけてしまったにもかかわらず素晴らしいイラストをつけてくださったп猫R様、そしてこの本に携わってくださったみなさま、本書を手に取ってくださった読者の方々に、心よりのお礼を。

 ありがとうございました。

一ノ谷鈴