あとがき


 この度は「疎まれ聖女、やり直し人生で公爵様の妹君の家庭教師になる~貴方、私の事お嫌いでしたよね?なんで今回は溺愛してくるんですか~」をお手に取っていただき、誠にありがとうございます。

 はじめまして。著者のあおいかずきと申します。


「小説家になろう」で本作の連載を開始したのが令和六年三月のこと。その後およそ十カ月で出版という形で皆様のお手元にお届けできるようになるとは、当時は全く想像していませんでした。それもそのはず。この作品は好きな単語を並べたタイトルありきで書き始めた物語だったからです。

 しかしいざ小説を公開すると、ありがたいことにたくさんの読者様から読んでいただくことができました。初めの想定で終わろうとした部分から、調子に乗ってお話を延長しちゃえ! と思いつくまま書き続け、気が付いたころには十万字を超える作品になっていたのです。

 そのような、いわば行き当たりばったり的に始まった延長戦でしたが、こちらもたくさんの読者様に読んでいただくことができました。その結果書籍化のお声がけをいただき、連載時よりも大幅にボリュームを増やした「本」という形でより多くの皆様にお届けすることが叶い大変うれしく思っております。


 しかし実際に物語を一つの本にするというのは、様々な方が関わる大きなお仕事なのだと知りました。連載を始めた当初の自分に、「この先、大人の社会科見学みたいな出来事が待ってるぞ」と教えてあげたい気分です。そして「エルネスタたちの住む世界は結構な広さがあるらしいから気合入れろ」「改稿大変だぞ」とも……。


 さて最後になりますが、お世話になった方々に謝辞を述べさせていただきます。

 拙い設定絵やキャラクターの説明から、素敵なキャラクターデザインを起こしてくださり美麗なイラストにしてくださった羽公様。

 執筆中に私のノートパソコンが使い物にならなくなるというアクシデントが起こった際、マシンを貸与してくださったY先生。「小説家になろう」で連載中にイラストやキャラ絵を描いてくださったり相談に乗ってくださったりしたR様。熱い感想を送ってくださったA様。長年一緒に創作活動をしてくれているS。

 もうだめだー、と毎日騒いでいた私を宥め見守ってくれた家族。

 根気よくエルネスタたちの住む世界の話を聞いてくださり、気付きを与えてくださった担当様、およびTOブックスの皆様。

 そしてこの本を手に取ってくださった皆様。

 皆様のおかげで今日を迎えることができました。本当にありがとうございます。

 それでは、また次の機会にお目にかかれることを願っております。