エピローグ

魔王の部屋にファンシーな一角がある光景にもすっかり慣れた頃、人界の話を小耳に挟んだ。

そういえば、もうあんまり関心がなくてすっかり忘れてたけど、人界の方は聖神が成仏したせいで神様が不在になっていたんだったね。一応後継者は私だけど、まだまだ成熟していないので到底神として人界を治められるほどではない。

唐突に人界を治める神がいなくなったことで人界はかなり混乱したそうだ。

「ふ~ん」

その話を聞いたヒヨコの感想は、たったの三文字だった。

だって、ヒヨコにはもう関係ないし。勇者に斬られた時点で人間だった私はもう死んでいるものだと思ってる。実際、私がただちょっと聖属性の魔法が上手いだけの人間だったら多分今ここにはいないだろうし。

「かみがいないとどんなことがおこるの? じんかい消えちゃう?」

ニワトリ姿で私を頭に乗せている父様にそう尋ねる。

「神がいないことで人界が崩壊したりはしないよ。ただ、界が不安定になるから水や空気は悪くなるし、自然界の循環も上手くいかなくなるから動植物の育ちが悪くなる。作物の育ちが悪くなったら人間的には大ダメージだよね?」

「うん」

「それに、信仰対象が思っていたような素晴らしいものじゃなくて、しかも急にいなくなったとなれば民の心も不安定になる。人界は今荒れに荒れてるよ」

「そうなんだ」

どうにかしてあげたいとかいう思いは微塵もないけど、人間の中にはシュヴァルツみたいにまともな人や、何の罪もない赤ん坊とかもいるわけで──。そういう人達のことを思うと少し胸がもやっとする。

そんな私を魔王が切れ長の瞳でただ見詰めていた。

「まあ、我も一応神だし、このまま放置し続けるわけにもいかないんだよね。だから、そろそろ向こうも治めてこようと思う」

「ぴ?」

唐突な話題に驚く。

「魔界侵攻推進派は民の怒りを買って軒並み淘汰とうたされたし、国の中枢ももう魔王達が掌握してるし、そろそろいいかと思って」

父様達は聖神の指示の下、好き勝手やってた人間達に民の怒りが向き、勝手にそいつらが片付くのを待ってたらしい。「わざわざこっちが掃除してあげるのは違くない?」とのことだ。魔王もうんうんと頷いて同意している。

「もしかしたらヒヨコが将来、後を継いで人界を治めるかもしれないし」

そう言って父様が私にウインクをする。

遠い将来、私が神として十分なくらい成長する頃には今いる人間は全員入れ替わっているだろう。もしかしたら、その頃には人界を治めてもいいかもしれないと思っているかもしれない。元々そのために生まれてきたわけだし。

そして、結構重めの話題だったと思うんだけど父様は軽~く話を締めた。

「だからちょっくら人界行って人界も治めてきちゃうね。数日留守にするから、寂しいと思うけど魔王とお留守番しててね!」

父様は両翼を器用に使って私を抱っこすると、私のふわふわなおでこにチュンと嘴でキスを落とした。

「数日いなくなっちゃうけど、父様のこと忘れないでね!!

「ヒヨコ、そこまであかちゃんじゃない」

というか、人界を治めてくるのって数日でできちゃうんだ。一か月どころか年単位でかかってもおかしくなさそうだけど……。

ちらりと魔王を見たら無言で首を振っていた。

なるほど、父様がすごすぎるんだね。普段はこんなゆるい感じだけど、数えきれないほど長い年月魔界を治めている神様だもんね。

別に侮ってたわけじゃないけど、改めて父様のすごさを知った気がする。

そして、話が終わると父様は早速出かけて行った。善は急げらしい。

「とうさまいってらっしゃい」

「行ってくるよぉ~……」

名残惜しそうにチラチラと後ろを振り返りながら父様は出かけていく。

なぜか、私よりも寂しそうにしている父様であった──


父様が出かけちゃったので、ヒヨコは魔王と仲良くお留守番だ。

魔王は執務机に座り、ペンを握っていない方の手で私をにぎにぎしている。こうすると仕事がはかどるらしい。

「まおーはとうさまについてかなくてよかったの?」

「ああ、ヒヨコ一人で留守番させるわけにはいかないだろう」

「……ヒヨコ、ひとりでもおるすばんできるよ?」

そう言うと、ちらりと私を見て魔王が薄く笑った。

「そうか? 自分では気付いてないようだがヒヨコは大分甘えん坊だぞ」

「そんなことないよ。ヒヨコ、ひとりでもおるすばんできる」

「昼間はいいかもしれないが、夜は一人で寝られないだろう」

「ねられるよ!」

魔界こっちに来る前は一人で寝てたし。……最近は魔王の枕元で父様に埋もれて寝てるけど。

「ヒヨコ、きょうはひとりでねる!」

確か、一応ヒヨコ用の部屋がどこかにあったはずだ。今日はそこで寝よう。ヒヨコ姿だったら特にベッドの準備とかもいらないし。でもひよこ用の籠ベッドだけは持っていこう。

魔王は、私の一人で寝るという言葉に片眉をクイッと上げた。

「我はヒヨコがいないと寂しいが、今日は一緒に寝てくれないのか?」

「うっ……うん」

なぜか私は意地になっていた。もう後には引いちゃいけないような気持ちになっていたのだ。

魔王は「そうか」と言って、それ以上強くは引き止めてこなかった。


そして夜。

自分の部屋の前で魔王に寝る前の挨拶をする。

「じゃあまおう、おやすみ!」

「ああ、おやすみ。寂しくなったらいつでも来ていいからな」

「だいじょうぶ! ヒヨコひとりでねれるもん!」

「そうか」

魔王は私の小さな頭を指先で撫で、部屋のソファーの上に置かれた籠の中に私を置いた。

「じゃあおやすみヒヨコ」

「おやすみなさ~い」

もう一度私の頭を撫で、魔王は部屋を出て行った。

パタンと扉の閉まる音を最後に静寂が襲ってくる。

「……」

なんか、静か。

最近はいつもそばに誰かいたから、こんなに静かなのって久しぶりかも。

心なしかいつもより外は暗いしなんか肌寒い気がする。

話し相手もいないし、さっさと寝ちゃお。

そう思って、私は毛布の中に潜りこみ、目を閉じた。


──ねられない。

体感では一時間くらい経ったけど、全然眠れない。眠気が微塵もやってこない。

いつもならとっくに寝てる時間帯なのに……。

「まお~……」

癖で魔王の名前を呼んじゃったけど、そういえばここに魔王はいないんだった。

「…………ぴぃ」

さびしい。


「うえええええええん! まお~!!!!

結局、私はぴぃぴぃ泣きながら魔王の部屋へと走った。

魔王が言った通り、私はいつの間にか甘えん坊になってたようだ。

私の悲痛な鳴き声を聞いた魔王は、寝てただろうけどすぐに起き、私を出迎えてくれた。

ぴょこんと跳ね、魔王の頬にひしと抱き着く。

「まお~……」

「よしよし、まだヒヨコに一人寝は早かったな」

ゆっくりと魔王が背中を撫でてくれる。それだけで眠気がやってきた。さっきまではあんなに眠れなかったのに。

「ぴぃ……」

「はは、眠そうだな。もう夜も遅い、お眠り」

「ぴ」

あったかい手のひらに包まれると、あっというまに私は眠りについた。

その日は、魔王の首元にべったりとくっついて朝まで眠っていた。


見事、一人ねんねに失敗したヒヨコです。

次の日の朝、出勤してきたシュヴァルツが私を見てぽかんと口を開く。

「ひ、ヒヨコ様? どうしたんですか?」

「ヒヨコ、まおーにあまえてるの」

私は人型になり、魔王の膝の上にちんまり座っていた。人型の私も大分小さいので魔王の仕事の邪魔になるようなことはない。

むっつりとした顔で甘えていると言った私にシュヴァルツは混乱したようだ。視線で魔王に助けを求める。すると、魔王は苦笑いしてシュヴァルツに返した。

「昨日一人寝に失敗してからずっとこうなんだ。怖い思いをしたんだろうから、そっとしておいてやってくれ」

「は、はい……!」

魔王の配慮が心に沁みわたる。

一人ぼっちの暗闇が怖かったのもあるけど、一人寝ができなかったことに対してもちょこっとショックを受けているのだ。

ヒヨコ、しょぼ~ん。

そして朝から情緒が不安定な私はより魔王にしがみつきやすい人の姿になっているというわけだ。

ヒヨコ姿と同じ黄色い髪の毛を梳いてくれる魔王の手が優しくて、また涙が出そうになる。

「ぴぃ……」

「ああヒヨコ様! おいたわしい……」

ヒヨコ信者のシュヴァルツは、こんなヒヨコを見ても不甲斐ないとは思わなかったようだ。

うぅ、ありがとねぇ。


メンタルが中々回復しないので、今日はセミの抜け殻のごとく魔王に引っ付いていようと思う。魔王も好きなだけ甘えなって言ってくれたし。

無理して一人で過ごそうとした結果が昨日の体たらくだから、もうヒヨコは同じ轍は踏まないよ! 今日は魔王にべったり引っ付いてるんだ!!

謎の決意をし、私は魔王のお腹部分のシャツをギュッと握りしめた。

その後も、魔王はさすがのベビーシッターりょくを発揮していた。

ヒヨコがあくびをしたらひよこのイラストが沢山描かれたブランケットで私を包み、背中をぽんぽんして寝かしつけてくれ、起きたらしっかり水分補給をさせてくれる。

魔王の膝の寝心地もばっちりだ。高級布団のように上質な眠りを提供してくれる。

私が来る前は子守りなんてしたことなかっただろうけど、すっかり手慣れている魔王だった。

そんな魔王は抱っこも上手だ。

ヒヨコは魔王の腕に座る形の抱っこが一番好き。安定するし、魔王の首にぎゅっとしがみつくとあったかい。移動は全部これでいい気分。

魔王に出会ってからの私はほとんどひよこの姿で過ごしてたはずだけど、いつの間にこんな抱っこを習得したんだろう。陰でこっそり育児書でも読んだりしているんだろうか。ちょっと気になる。

シュヴァルツから連絡がいったのか、この日はみんなが優しくしてくれた。いつもヒヨコに挑んでくるあの三人までもが優しかった。

みんながみんな自分のことを気遣ってくれるのが伝わってくると、嬉しいのと同時にちょっと申し訳なくなる。

まっててね! ヒヨコすぐに回復するから!!

そう決めた私はその後、ことさらに魔王にべったりとひっつき、見事、その日のうちにメンタルを回復させた。

ハグがストレスを解消するってほんとなんだね。


父様は、本当に数日で帰ってきた。

手を広げた父様が満面の笑みで駆け寄って来る。

「ヒヨコただいま~!」

「とうさまおかえりなさい!!

私の目の前に来ると父様がしゃがんでくれたので、人型になっていた私はその首に手を回し、ぎゅむっと抱き着いた。

「ヒヨコ寂しくなかった?」

「ん~、ちょっとだけ」

「おや」

私が素直にそう言ったことを父様は不思議に思ったようだ。ちらりと私の後に立っている魔王に視線を向けた。

問いかけるような父様の視線を受け、背後にいる魔王が苦笑する気配を感じる。

「父様がいない間になにかあったみたいだね?」

「うん。でもちょっとだけよ?」

「そうなの」

ヒヨコは上手く誤魔化せたつもりでいたけど、父様は後で魔王に自分のいなかった数日の出来事を聞いたらしい。そういえば魔王に口止めしてなかったね。別に父様にバレてもそこまで困らないし。……ちょっと恥ずかしいだけで。

父様から向けられる生暖かい視線にひよこ姿に戻った私は頰を膨らませた。

「ふふ、ヒヨコはまだ赤ちゃんなんだから一人で寝られないことはそんなに恥ずかしいことじゃないよ。精神年齢というのは体に引っ張られるものだからね。だから我もいつまでもこんな感じなんだし」

「たしかに」

すごい説得力だ。

確かに何百年、何千年と生きてる父様ならヨボヨボのお爺ちゃんみたいな話し方してても無理ないもんね。だけど実際は見た目に見合った若々しい話し方をしている。中身もそれに比例して若々しいし。

なんだ、じゃあヒヨコが甘えん坊なのもしょうがないんだね。このぴよぴよの赤ちゃんボディに精神が引っ張られてるんだ。

そう思ったら一人寝ができなかったことも、次の日魔王に甘えたこともそんなに恥ずかしいことじゃない気がしてくる。みんなの対応も赤ちゃんならこんなもんだよなって感じだったし。

「ふふ、安心した?」

「うん」

父様に両頬をぷにぷにされる。

「ところでデュセルバート様、人界の方はどのように?」

魔王が父様に聞く。

「ああ、問題なく掌握してきたよ。でもヒヨコへのお土産はいいのがなくて持ってこれなかったんだ。ごめんね?」

「ううん、とうさまがぶじにかえってきたならそれでいい」

「ぎゃんかわ」

ひょいっと両手で掬われ、頬同士をスリスリされる。

「はぁ、うちの子はなんてかわいいんだろう。魔王もそう思わない?」

「ああ、ヒヨコはかわいい」

「えへへ」

ヒヨコうれぴっぴ。

「もうかんわい~んだから。今日は父様も一緒に寝てあげるからね、もう怖くないよ」

「ありがとう、とうさま」


その日は、魔王の枕元で数日振りにニワトリになった父様の胸毛に埋もれて寝ることにした。

父様の胸毛の下はとても心地良い温かさで、とてもしっくりきた。ここが帰って来るべき場所みたいな、そんな感じ。

父様の胸毛の下からぴょこっと顔だけを出し、父様を見上げる。

「とうさま、じんかいはほんとに……」

そこで、私は口を噤んだ。

話の途中で黙り込んだ私に、父様が微笑みかける。

「人界については、本当に問題ないよ。父様が万事、つつがなく整えてきたから。ヒヨコは父様の言葉が信じられない?」

「ううん、そうじゃない。でも、ほんとうはヒヨコがやらないといけなかったのに……」

「ふふ、なぁにヒヨコ、そんな寂しいこと言うの? ねぇ魔王」

「ああ、素直じゃないことを言うのはこの口か?」

魔王の長い指が私のちっちゃい嘴をくすぐる。

「ヒヨコは言わば見習いなんだから、神としての義務はまだないよ」

「……でも、とうさまだってじんかいをおさめるぎむはないよ?」

「は~、つれないことを言うねぇ」

冗談めかして父様が項垂れる。

顔を上げると、父様が私に優しく語り掛けてきた。

「ヒヨコ、子どもの面倒をみるのは?」

「……おや?」

「そう。ヒヨコの親は誰?」

「まおーと父様」

「そうだよ。子どもの世話をするのも、子どものしたことの責任をとるのも、親である我らの役割なんだよ。そして、子どもの未来を守るのも」

そう言って父様が私に頬ずりする。

「そもそも人界を治めてやる筋合いなんかヒヨコにはないけど、将来は分からないでしょう? ヒヨコの気が変わったその時のために我は今回人界に行ったんだよ。人間や義務なんかじゃない。ひとえにかわいい我が子のためだ」

「……」

「ふふ、まだ納得いかなそうな顔だね」

「ヒヨコは意外と強情だからな」

珍しくいたずらっぽい笑みを浮かべて魔王が言う。

すると、父様がニヤリと笑ってこちらを見た。

「これは我がどれだけヒヨコを愛しているかを分かってもらわないといけないようだね。我の愛はヒヨコのために核の奪還を決意するほどだよ。……あとは、ほんの少しの罪滅ぼしかな」

「? どういうこと?」

なんのことだろう。

「あの女が我の核を使って次代の神を創り出したことには、ぼんやりとした意識の中で気付いていた。でも、核がない状態じゃあ意識がある時もまちまちだし、何もできなかった。ヒヨコのことを〝視る〟ことができるようになったのは、ヒヨコが魔界に来てからだよ」

そして、父様は穏やかな口調で語り続ける。

「たまに意識の浮上した日にはヒヨコの様子を視ていた。そこで、ようやく我はヒヨコに対して愛情を感じるようになっていったんだ。そして、ヒヨコが初めて神殿に来てくれた日、ポーションを供えてくれたよね?」

「うん」

正確には、祭壇に乗せたのは魔王だけど。まあ誤差の範囲だ。

「あのおかげで我は大分回復したんだ。意識もハッキリしたし、力も湧いてきた」

おお、ヒヨコのポーション、父様にも効いたのか。

「いやぁ、近くで見る我が子がかわいくて愛しくてしょうがなくてねぇ、一刻も早く会いたくなっちゃったんだ。それで意識のあるうちに魔王に神託をして、核を取り戻すように頼んだんだよ」

「……どうりで急な神託だと。それまでは魔界の子達に傷付いてほしくないから無理しなくてもいいとかなんとか言ってたくせに」

半眼で魔王がぼやいた。

「うん、どうせそのうち自滅するだろうから、その時までのんびり待とうかなと思ってたんだけどね。最大の脅威である聖女ヒヨコもいないし、もういけるかなと思って」

そう言って父様が笑う。

「──つまり、ヒヨコのためにとうさまははやめのふっかつをけついしたってこと?」

その質問には魔王が頷いた。

「ああ、我や四天王、どんな魔族が説得してもゆっくりでいいと聞かなかったのに、ヒヨコのために重い腰を上げたんだ」

「近くでヒヨコを見たら愛おしさが溢れちゃったんだよね。間近で我が子の成長を見守りたいと思っちゃったんだ。でも、そのせいでヒヨコを危険な目にあわせたね」

それは聖神との戦闘のことを言ってるんだろう。

途中までは聖神も諦めムードだったし、私の命を差し出せと言ってくることは父様も想定外だったのかもしれない。そもそも私が核を取り返しに行くことも想定外だったかもしれないけど。

「まあ、その罪滅ぼしかつ、かわいい我が子の後顧の憂いを絶つって意味で、我が勝手に人界に行ったんだ。だから、ヒヨコが気にすることはな~んにもないんだよ」

よしよしと羽で頭を撫でられる。

「もう大丈夫だから、ヒヨコは人界のことなんか気にせず健やかに育つ様子を父様に見せておくれ。我ってばそのために復活したようなもんだし」

「そうだぞヒヨコ。そもそも、聖女の時の年齢を合わせても、魔界ではまだまだ赤ちゃん同然だ。義務だのなんだのを考える赤ちゃんはいないだろう?」

魔王が私に視線を合わせて首を傾げる。

「うん……」

「子どもは子どもらしく、明日のイタズラのことでも考えておけばいい。魔界の一員らしく、百年かけてゆっくり育て」

「──うんっ!」

その日の夜は、一つも怖い思いをすることなく眠りについた。

ヒヨコ、もう父様と魔王がいないと寝られないや。

一人で寝られるようになるのは──百年後でいっか。

少なくともあと百年は、この二人に囲まれてのほほんと生きていこっと!