あとがき


はじめに、お買い上げ下さったあなたに御礼申し上げます。

本作を刊行させて頂けるのは、他の誰でもなく、お買い上げ下さったあなたのおかげです。

数多ある作品の中から、本作を手にとって下さり、ありがとうございました。

本作は、小説投稿サイト『小説家になろう』に投稿した作品を読者の皆さまが応援して下さり、ランキングに載せて頂いた後、書籍化のお話しを頂戴しました。続きを読みたいと思って下さり、ウェブ上で応援して下さった皆さまにも、改めて御礼申し上げます。


さて、私は小学生の頃から、獅子舞をやっておりました。

小天狗、大天狗、獅子、笛、太鼓、団長を経験しまして、痛感したことがございます。

『草鞋と足袋は、雨で濡れると重いし、小石を踏むと痛いし、戦闘には向かない』

いつか自分が小説を書くときには、主人公には運動靴を履かせてあげよう……等と思っていた訳ではございませんが、機会を頂けましたので、複数のご無理を申し上げました。

イラストレーターのhakusai先生は、無理難題を完璧に落とし込み、数多のアレンジを加えて素晴らしい形にして下さいました。ひたすら感謝しております。誠にありがとうございました。

また漫画版を描いて下さっている漫画家の芳井りょう先生にも御礼申し上げます。

元々、芳井先生はオリジナルの漫画を描いておられました。そちらが大変素晴らしく、ぜひ本作を描いて頂けませんかと、お願い申し上げました。漫画版には、小説版では出てこない描写がいくつもあり、芳井先生に描いて頂けたことに感謝しております。


出版社のTOブックスで、本作に関わって下さる関係者の方々にも御礼申し上げます。

本作のウェブ投稿は、二〇二二年七月一四日でしたが、副編集長様がお読み下さり、お声掛けを下さったのは、七月二二日でした。僅か八日で見定められたことに、私は畏怖しました。

そしてご担当下さる編集様。副編集長様と共にウェブ版での粗や描写不足をご指摘下さり、ブラッシュアップしてくださいました。書籍版で良くなった部分は、大半がお二方のおかげです。


二巻は、高校生となって活動範囲の広がった一樹が依頼を受けて、東北、九州、近畿、瀬戸内海、関東などを巡ります。一巻と同様、ウェブ版からは、様々な部分が変わる予定です。

そして二巻までは出させて頂ける予定ですが、その先は、売れ行き次第です。

書籍版、漫画版に、引き続きの応援を賜れますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。


赤野用介