あとがき


 このたびは、『龍神の100番目の後宮妃~宿命の契り~』をお手に取ってくださりありがとうございます。お楽しみいただけましたでしょうか?

 一から百までの順位が妃につくという決まりがある後宮で、百番目の妃が皇帝の子を懐妊した、というところから始まる本作品、実は書きだすまで少し不安でした。

 後宮ものを書くのが久しぶりだったからです。しかもこの設定は、相当なドロドロ展開が予想される……。ちゃんとドロドロさせられるかしら?と、不安に思っていたというわけです。結果、そんな心配は無用でした。

 書き始めてみれば、嫌味な言葉はすらすらと頭に浮かび、嫌がらせのバリエーションもたくさん思いつき……当初想定していたよりも、早く書き上がったくらいです。ドロドロ展開、どうやら私、かなり好きなようです。

 ですがそれだけでなく、思いがけない懐妊に戸惑いつつも心寄せ合う翠鈴と劉弦、妃同士の友情、最下位からの下剋上など、たくさんのものを詰め込みましたので、そのあたりもお楽しみいただけていたら嬉しいなと思います。

 中華後宮ファンタジー、本当に楽しく書きました! また機会があれば書きたいな、と思います。

 さて、カバーイラストを担当してくださったのは、Shabon 先生です。元気で賢くて優しい心を持った翠鈴を、めちゃくちゃ可愛く描いてくださいました! 衣装も背景もなにもかも素敵です! 先生の書いてくださった可愛い翠鈴に惹かれて、この本を手に取ってくださった方もたくさんいらっしゃることと思います。Shabon 先生、ありがとうございました!

 また、この作品を書くにあたりまして、サポートしてくださった担当者さま、編集担当者さまに厚く御礼申し上げます。この作品をひとりでも多くの方に届けるべく、有益なアドバイスをたくさんくださいました。おふたりの力なしに、この作品を文庫として世に送り出すことはできなかったと思います。本当にありがとうございました。

 最後になりましたが、私の作品を手に取ってくださった読者の皆さまに、御礼申し上げます。私が作品を書き続けられるのは、応援してくださる皆さまのお力に他なりません。本当に、ありがとうございます。

 これからも、楽しい作品を書けるよう精進します。

 またいつかどこかでお会いできたら嬉しいです!

皐月なおみ